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【前編】で触れたとおり例年どおり桜花賞組を中心とし、【後編】では結論（印・買い目）をお届けする。

▽SPREAD編集長山田のその他予想コラム
◆【優駿牝馬（オークス）2025予想】桜惨敗から華麗なる巻き返しの歴史と、「15人気3着馬」との共通点【前編】

■優駿牝馬（オークス）2025予想【後編】

当初、本命にはアルマヴェローチェも考えていたが、まさかの最内枠かぁ！ということで思考を切り替え。

道中はインでじっくり脚を溜めることができると思うけど、これだと直線は外へ持ち出す作業が必要になる。ルメさんのエンブロイダリーに蓋をされる隊列になるし、結構難易度は高いぞ。

桜花賞は「モレイラ、すげぇー！」と見られがちだけど、じつは結構、アルマヴェローチェの岩田望来も絶妙にエンブロイダリーをインに押し込める好騎乗だった。モレイラさんもこれを巧みに捌いて抜け出すんだから流石なんだけど、馬も全く怯まず抜け出すんだから掛け値なしに強い。

父アドマイヤマーズがダイワメジャー系種牡馬ゆえ血統不安が囁かれるが、母系が重厚なアドマイヤマーズの守備範囲は直仔より広いはず。自身の母系も、あのブエナビスタを輩出したビワハイジの牝系。レースレコードの1分32秒2を番手から叩き出したクイーンCの時点ではマイラーに思えた、いや、マイラーだったはずだが、桜花賞のレースぶりは中距離馬のそれ。

サフラン賞で掛かってしまい、その後に千四→府中マイルを選んだのだから、当初はNHKマイルCの参戦プランだったはず。ただ、その後に馬が急激に成長。あの桜花賞のレースぶりや中間の折り合い面を見れば、そりゃオークスを目指すわけだ。

■フローラS組も押さえは必要

無論、アルマヴェローチェも1枠を巧く捌けば優勝圏内。これに桜花賞は序盤のロスをリカバリーしてきた▲リンクスティップも差はなく、馬券の中心はおのずとこの3頭になる。

馬券は◎を軸に馬連3点の厚めが本線。とはいえ、道悪ならマギレ注意で3連系フォーメの3列目は伏兵をチョイスしたい。

【前編】で取り上げた△ブラウンラチェットはスパッと切れないタイプであり、兄フォーエバーヤングという血統背景を鵜呑みしちゃえば、時計を要する馬場で浮上の余地あり。もう1頭、桜花賞組から△ビップデイジーも侮れず、近2走で見せた力みが馬具装着で解消されれば、阪神JFまでのレースぶりから侮れない。

これにフローラSでようやく復調した素質馬△カムニャック、そのフローラSで前が壁になりながら外へ切り替え突っ込んできた△タイセイプランセスにも警戒しなきゃ。桜花賞組を上回るのは難儀だが、一角が脱落するなら3着はある。

エリカエクスプレスは巻き返しを期待したかったが、大外枠では前に壁を置けず、ここは消し。印と買い目は以下のとおり。

◎9 エンブロイダリー
○1 アルマヴェローチェ
▲5 リンクスティップ
△12ブラウンラチェット
△6 ビップデイジー
△15カムニャック
△10タイセイプランセス

【馬連】9＝1（1点）
【馬連】9＝5（1点）
【3連複/軸2頭】9＝1＝5,12,6,15,10（5点）
【3連単】
9→1,5,12→1,5,12,6,15,10（10点）
1,5→9→1,5,12,6,15,10（10点）
1,5→1,5→9（2点）

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◆【優駿牝馬（オークス）2025予想】桜惨敗から華麗なる巻き返しの歴史と、「15人気3着馬」との共通点【前編】

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