◎１０番クロワデュノール
最終追い切り後の馬体重がホープフルＳの時よりも減っているのは気ががりだが･･･満を持しての出走。再三併せ馬で追い切られて仕上がり状態◎。自身で気持ちのコントロールもできていて雰囲気も◎。

心肺機能が高く、抜きん出ている存在であることは言うまでもないが、負け知らずで他の馬とは勝負付けが済んだとは言い切れない。

負かした相手はその後レース経験を積んで結果を残してきているだけに、見下ろしでどんな競馬をしても勝てる相手ではないが、競馬の上手さ、オンとオフの切り替えが上手にできていて完成度が高い。マークは当然キツくなるだろうが、自身の力を発揮させてやることができれば勝てる。

鞍上の北村友一騎手は同厩舎のクロノジェネシスでＧＩ戦を四つ勝ち、一流路線に乗れそうな矢先に怪我をして、復帰後この馬と巡り合い思い入れは他ならぬものがあり応援したい。
 

〇１３番アロヒアリイ
ヤンチャな性格で稽古でもジッと我慢できずに前の馬を捕らえようとする意識が強すぎるが、一週前に併せ馬でキッチリと負荷をかけて、直前は坂路にて単走で終い重点の稽古に好感が持てる。

まだまだ、本格化は先だろうし、皐月賞と言うことで競馬場内の雰囲気は盛り上がり、自身の気持ちを上手にコントロールできるのか？不安は残るものの･･･

弥生賞は道中我慢をさせて終い勝負の競馬に徹し、三角過ぎから大外を回り、四角では内の馬に飛ばされながらも、直線ではシッカリと脚を伸ばし坂を上がってからも脚色は衰えず脚はまだ余っていた。改めて潜在能力の高さを再認識されられた一戦で、不安より期待の方が大きい馬だ。
 

▲５番ジョバンニ
前走の若葉Ｓは単勝１．７倍の圧倒的な支持にもかかわらずタイム差ナシの辛勝も、先を見据えての仕上げだったし、このレースを想定して大外枠から好位で我慢をさせる競馬をして、負けなかったことに大きな価値がある。

一週前はウッドコースにて併せ馬で追い切り。鞍上との呼吸はピッタリで、軽くゴーサインを足されてからの反応も確かでデキはグーンと上向いている。

デビューしてから五戦全て違う競馬場で走り連対を外していないのは、精神面の強さの表れ。それが落ち着いて走り競馬の上手さにも繋がっている。絶好の枠を引き当てただけに目が離させない一頭だ。
 

△１６番・１１番・１４番

◎10クロワデュノール
○13アロヒアリイ
▲５ジョバンニ
△16サトノシャイニング
△11ミュージアムマイル
△14カラマティアノス

【3連単/軸1着】10→13,5,16,11,14（20点）
【3連複/軸1頭】10＝13,5,16,11,14（10点）