◆【随時更新中｜4/19(土)的中速報】いよいよバトロワ最終週！5週連続重賞Vの岡井ら主宰者陣が選ぶGI前の種銭稼ぎ勝負Rに注目！【アンタレスS2025予想】

■阪神11R・アンタレスS

ご存知のようにJRAは美浦と栗東の東西2か所のトレセンに分かれてトレーニングを積んでいますが、調教法をはじめ馬を育てる文化に隔たりがあります。馬を預託する馬主さんの財力や気質的に俗にいう素質馬・良血馬は関東のほうに集まりやすいのですが、最近まで「西高東低」と呼ばれる関西馬優勢の時代が長らく続いていました。その原因としては調教設備の差やスタッフ運用などの労務条件の差が理由として挙げられていたものの、いちばんの差は調教に対する取り組み方の差だと言われています。

例えば外厩などへ放牧に出ていたが帰厩したらどうなるか。関西では帰厩翌日から計時にこそならないものの坂路やウッドなどの調教コースに入れるのが基本ですが、関東では帰厩翌日から調教コースに入れる厩舎は増えてきたとはいえまだ半分程度です。どうしてこのような差がつくかといえば、長年培われてきた文化の差と説明するしかありません。ちょっとした運動量の差なのですが、積み重なると成績差に結び付いているようです。

今年のアンタレスSで取り上げたいのが、前走後に関東から関西へ転厩となったオメガギネスです。3歳秋にグリーンチャンネルC、昨夏は三宮Sとオープンクラスで2勝し、重賞で3度の2着経験があります。3月20日に栗東に入厩し、さっそく翌日から坂路に入っており、1週前のCウッドの併せ馬では65秒5-36秒6-10秒9とラストまでよく伸びて追走先着。今週は64秒7-35秒7-11秒1を馬なりでマークして臨戦態勢が整ったようです。

■印・買い目と資金配分

◎4オメガギネス
○5ホウオウルーレット
▲8ミッキーファイト
△9ヤマニンウルス
△12ハギノアレグリアス
△6マーブルロック
△3ミッキーヌチバナ

【単勝】4（1点）＝1000円
【馬連】4＝5,8,9,12（4点）＝各300円
【3連複/フォーメ】4＝5,8,9,12＝5,8,9,12,6,3（14点）＝各200円

■中山9R・袖ケ浦特別

みなさんは、馬は促さないと走らないとお考えでしょうが、JRA在厩馬のようなまともに調教を課せられている馬はそうではありません。終点がない周回コースではそうではありませんが、スタートと終点がある坂路では馬も慣れたもので、勝手に走って終点に近づけば勝手に減速してノルマを終えていきます。こう言っては何ですが、馬に跨っている乗り役は暴走させないことだけが存在意義です。

初めて外厩の坂路で現役馬に跨った際はびっくりしました。促さなくても馬が勝手にスピードを出してしまうので、抑えるのが大変でした。芝、ダート、ウッドチップ、あるいは周回、坂路とコースは様々ですが、レースでは直線1000mで50数秒、ダートでも1分を切るのが現役馬ですから、勾配がある坂路で800mなら50秒くらいで走るのは特別なことではないのです。調教ではオーバーワークにならず適切な負荷をかけられるように抑えて乗るわけですが、時には意図をもって坂路で48秒、49秒といったタイムを出させることがあります。

このレースに出走のレッドエヴァンスもそんな1頭。先週の坂路併せ馬では一杯に追われて自己ベスト更新となる49秒6-12秒2をマークして先着しましたが、これは今回モレイラ騎手の騎乗が決定したことで馬にスイッチを入れるためにわざと一杯に追われたのでしょう。なお輸送を控えた今週は単走馬なりで調整されています。3月の転厩初戦が3着で、今回が勝負の2戦目。そう判断したくなる調教内容でした。

■印・買い目と資金配分

◎2レッドエヴァンス
○6カリーシ
▲4ピコアーガイル
△11アップストローク
△5スーパーマン
△7スミレファースト
△10ヘルメース

【単勝】2（1点）＝1000円
【馬連】2＝6,4,11,5（4点）＝各300円
【3連複/フォーメ】2＝6,4,11,5＝6,4,11,5,7,10（14点）＝各200円
 
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