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◎１２番ステレンボッシュ
スタートがあまり上手な方ではないが、鞍上はこの馬の良さも悪さも把握しているので、五分のスタートを切り、中団より前目の位置で競馬を進めることだろう。

前走の香港ヴァーズ芝２４００Ｍ戦は大外枠を引き当ててしまい、出負けはしなかったが、１コーナーまでの流れは緩く、道中の流れは落ち着きすぎて動くに動けず。三角すぎから早めに動いてラスト一ハロンは脚が上がってしまったが、それでも世界の強豪相手に三着は立派な内容。

エピファネイア産駒で距離面の融通性はある程度ありそうだが、桜花賞の鮮やかな勝ちっぷりからも芝１６００Ｍ戦から芝２０００Ｍ戦がベストの馬だと思う。今回はＢコース使用で馬場の荒れてない内目を追走して直線で力強く抜け出す。


〇５番ベラジオオペラ
昨年の覇者は有馬記念の疲れが残り、ステップレースを使わず３カ月半ぶりの出走。一週前の追い切りはこの馬らしさに欠けたが、あのひと追いでグーンと上向き。

今週は乗り役が跨がったこともあり、反応の鋭さが光り、キレのある動き。先週と同じく、ラスト一ハロンの時計は１１秒１だが、躍動感と見た目の速さが違う。万全とは言い切れないが、八分以上、九分に近い仕上がりとみた。

この馬の良さは操縦性の高さ、鞍上の指示に上手に従えて、レースの流れに合わせて動ける機動力があり、競馬の上手さはトップクラス。


▲７番ヨーホーレイク
昨春屈腱炎から二年以上のブランクを経て戦列復帰のディープインパクト産駒。

昨秋の毎日王冠では外枠からの競馬で前に壁を作ることが上手にできずシックスペンスに後塵を拝したが、鳴尾記念と京都記念は危なげない勝利を収めているように三歳時にクラシック路線を賑わした実力は本物だ。

最終追い切りは実戦を想定してウッドコースにて三頭併せの真ん中で行われ、余裕を残して軽快な動きで出走態勢は万全だ。


△２番・１１番・９番・１０番

◎12ステレンボッシュ
○５ベラジオオペラ
▲７ヨーホーレイク
△２ホウオウビスケッツ
△11デシエルト
△９コスモキュランダ
△10シックスペンス

【3連単/軸1着】12→5,7,2,11,9,10（30点）
【3連複/軸1頭】12＝5,7,2,11,9,10（15点）