新サービスへ現在開発中のベータ版「AIディープラ・ツトム」の追い切り診断。世の中にある競馬情報と競馬サロンの取材ノートをAIがディープラーニング（深層学習）。情報に見え隠れする「人間の本音」をAIが敏感にキャッチし、過去と現在の追い切り情報を比較しながら良し悪しをズバリ！

※はじめに※
ツトムは開発中のため辛口すぎて妄想が入ることもありますので、一部、編集部で若干の訂正を加えております。予めご承知おきください。

※AI判定は「S＝軸」「A＝相手」「B＝押さえ」「C＝消し」の評価

■本命：ウエストナウ　AI評価「S」

そもそもが不利でしかない既走馬相手のデビュー戦を古馬3勝クラス相当のタイムで勝ち切ってみせたほどの器の持ち主である。実際、その次戦となったGII京都新聞杯でも、若さ丸出しの荒削りなレースぶりながら同期の強豪相手に2着入線とシッカリと結果も出してみせたではないか。つまりはそういうこと。この馬は、まともに力を発揮してしまえば条件戦レベルで云々言われるようなランクの競走馬ではないのである。

確かにスプリント色の強い母系の影響からだろう。気性的に難しいところは残る。しかし、それも前走でブリンカーを装着し集中力の途切れない状態で挑ませてやれば、2000メートルまでなら力任せに押し切れることが可能と証明できてもいるのだ。となれば、後は同馬のスケール次第。少なくとも、前述した5走前（京都新聞杯）の相手関係から推察すれば、2000メートル以下だとGII以上での活躍はほぼほぼ約束されたようなものだと思うが……。

気になる体調も中3週→中2週とタイトなローテーションながら、約3秒追走する形から直線はバキバキに追われて1秒以上の大差で先着してみせた最終追いの内容が示す通り、ダウン気配など一切の皆無。むしろ、凄みは増すばかりで、ここは連勝濃厚。

■対抗：デビットバローズ　AI評価「A」

気が小さいのか、それとも何かトラウマでも抱えてしまっているのか、とにかく他馬を極度に気にする悪癖持ち。ちょっと周りに馬がいると、もう遠慮気味となり露骨に行きっぷりが悪くなって早々と走ることを止めてしまうのだから困りもの。しかも、それでいて身体能力的には類希なレベルで恵まれていたりするのである。それこそ、スンナリ先行できた時の鬼のような強さときたら……。

おそらく、この問題児の扱いには長らく陣営も頭を抱えてきたことだろう。そして、その行き着いた先こそが前走前に施された去勢手術。これは、ある意味で最終手段である。それはそうだろう。去勢をしてしまえば種牡馬への道は完全に絶たれるのだから……。良血だからこそ、なおさら種牡馬入りの可能性を残すべきか悩んだのはではないか。

何が決め手となったのか、それは解らない。しかし、去勢を決断したことで同馬が化けたことだけは確かである。何と、前走で馬群を捌いて伸びてきたのだ。あれこそが去勢手術の成果。ホルモンバランスが安定し集中力アップ→結果、他馬に惑わせないようになったということ。直前追いで僚馬2騎の間を躊躇もせずスパッと切り裂いてみせたように、前走がまぐれでないことも証明済み。馬体に厚みも増し、いよいよ充実期かも。

■阪神11R・大阪城S予想【印・買い目】

◎4 ウエストナウ（S）
○12デビットバローズ（A）
▲7 トーセンリョウ（A）
☆9 オールナット（A）
注14 ヤマニンサンパ（B）
△2 グリューネグリーン（B）
△10ショウナンマグマ（B）

【単勝】4（1点）
【馬連】4＝12,7,9（3点）
【3連複/フォーメ】4＝12,7,9＝12,7,9,14,2,10（12点）
【3連単/フォーメ】4→12,7,9→12,7,9,14,2,10（15点）

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