◎１４番コガネノソラ
全四勝を芝１８００Ｍ戦であげているが、平坦小回りの小倉競馬芝２０００Ｍ戦は守備範囲内。昨夏の札幌で軽ハンデの恩恵があったにせよ古馬相手にクイーンＳで勝利を収めているように立ち回りの巧さでカバーできる。

秋華賞では相手が強く、前走のチャレンジカップは荒れた馬場の内目を追走し直線に向いた時には余力ナシ･･･

パンパンの良馬場で３４秒を切るような瞬発力比べでは出番がないが、良馬場での少し上がりのかかる消耗戦になりそうな今回はデキの良さと合わせて狙い目は立つ。
 

〇７番シンティレーション
前走のエリザベス女王杯は道中ロスなくスムーズに流れに乗って、直線に向いてゴーサインを出されたところでレガレイラ騎乗のルメール騎手の強引な進路どりで手綱を絞り、行き場を失う大きな不利があってのもので度外視できるし、府中牝馬Ｓ二着の走りがフロックではないことも前走で見てとれる。

小回りコース向きではないことは確かだが、好枠を引き当てているだけに、好位集団の後ろにつけて直線勝負に賭ければ、この組み合わせなら十分に足りる。

直前の動きは軽快そのものでここにきての充実ぶりを裏付けもあり、楽しみでしかない。
 

▲１２番オーロラエックス
キャリア四戦でレース間隔を詰めて使えない体質の弱さが残っている現状だが、デビュー以来手綱をとっている松山騎手が５１キロのハンデの馬に騎乗してくることに驚かされた。それはこの馬の資質に大きな期待を寄せている証だ。

まだ三勝クラスに出走できる身だが、二走前のローズＳは初めてのＧレース挑戦でスムーズに走れなかったこともあり９着も、ゴール前までシッカリと脚を伸ばせていた走りは悲観するものではなくまだ底を見せていない。牝馬限定GIII戦の５１キロのハンデなら大駆けがあっても不思議ではない。


△１０番・９番・６番・１５番
 

[３連単軸一頭マルチ]
軸　１４番
相手７番・１２番・１０番・９番・６番・１５番