従来、「チームUMAJIN」として競馬サロンに参加していた金沢2000勝の元騎手【渡辺壮（わたなべ・たけし）】と、元専門紙記者【小笠原（おがさわら）】がコラムを一新！

元騎手ならではの展開を読むダートの渡辺壮、元専門紙記者のネットワークを活用した芝の小笠原。両主宰者による［芝×ダート］ニコイチ勝負！をお届けしてまいります。

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■【芝・小笠原】東京8R　ベゴニア賞

初戦は勝つには勝った◎ガルダイアだが、2角から先頭でそのまま押し切る荒っぽいレースぶり。返し馬や入線後もなかなかブレーキが利かず、コントロールに課題が残る内容だった。そこで陣営は2戦目で距離をマイルに1F短縮して、ハミも変更。「調教の感じでは全然問題ないし、ジョッキーもムーアが乗ってくれるならうまく制御してくれるはず」と腕っ節が強く、ガッチリ抑えることができそうな鞍上を歓迎していたので中心視。

本線には広い東京替わりは歓迎の○ディアナザール、新馬戦に引き続きルメール騎手が跨る▲レーヴブリリアントを据えて3連単フォーメーションで勝負したい。

◎６ガルダイア
○９ディアナザール
▲５レーヴブリリアント
☆２シンフォーエバー
△７ロードリベラシオン
△１ウィンターベル

【3連単/フォーメ】6,9,5→6,9,5,2→6,9,5,2,7,1（36点）

■【ダート・渡辺】東京10R アプローズ賞

土曜の東京ダートは1Rから2歳レコードが出るなど、稍重で速い時計が連発。天候に乱れる様子もなく、明日は良馬場に乾くだろうが、時計の速い傾向は続くと見る。

で、あれば狙いたいのは同コースの良馬場ではメンバー中最速のタイムを持つ◎カフェニクス。

デビューから一貫して1400mを使われており、前走は距離も求めて中京まで遠征したが、その前走は雨に泣く2着。しかし、脚元の弱いところがありキャリアまだ4戦目の浅いキャリアながら水の浮く馬場でも行きっぷり良く好位を進み、最後は勝ち馬と同じタイムで伸びる根性を見せ次回に期待のできるレースだった。

昇級2戦目となる今回は、舞台も2勝を挙げた東京にチェンジ。先述のタイムも6月のキャリア2戦目でのもの、まだ3歳馬でポテンシャル的にはもっと上を目指せる。ここはあっさりの通過期待だ。

対抗評価はタイム的な裏付けはないものの、2戦2勝でまだ底の見えない◯オルゴーリオ。

アタマ候補は2頭とし、連下1番手は再度タイムにこだわり、この距離で持ちタイム1位の☆シゲルソロソロ。こちらもここ4戦1400mと距離を求めながら使ってきた印象。大崩れはないがもう一つ足りないところもあるタイプだが、2走前からは2,3番手で競馬ができており、ブリンカーでひと押し利けば良い勝負ができる。

以下スミヨンを配した決め手のある☆ヴァンドーム、安定感ある☆クインズデネブ、展開向けば浮上の2騎☆ケンキョ、☆アッチャゴーラまで。

◎10カフェニクス
◯13オルゴーリオ
☆5シゲルソロソロ
☆15ヴァンドーム
☆7クインズデネブ
☆3ケンキョ
☆9アッチャゴーラ

【単勝】10（1点）
【馬単／フォーメ】10,13→10,13,5,15,7,3,9（12点）
【3連複／軸2頭】10,13＝5,15,7,3,9（5点）

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