競馬サロン
2024/11/10 00:54
エリザベス女王杯の予想
ゴール後に下馬するというレースで、大きな忘れ物がある。
GIで◎を打った馬のレース中の故障は、忘れたくても忘れられない。
その忘れ物とポッカリ心に空いた「エリ女の悪夢」を払拭すべく、色々考えた。
そして今年はメンバー的にもかなり手薄と言われてはいるけど、それは去年もあまり変わらないんじゃないかと思うわけで、しかも取捨の難しい「エリ女の5歳馬」が今年は非常に多い。
かといって、ほぼ確実に出遅れることが考えられるレガレイラをどう扱うか?
能力はこのメンバーの中でも髄一だとは思うけど、今日の京都を見ていてもフラットからやや外差しくらいの傾向で、どこまで差し込んでこられるんだ?と考えた時に、この人気で買うほどのことは無いのか?と思っちまうんだよね。
そして、この前の天皇賞秋でのリバティアイランドの負け方を見ると、総合的に今の4歳世代はワンパンチ足りないんだよな…ということになり、なんだなんだ?どうすりゃいいんだ?このレース。。。
っていう「完全な袋小路入り」の状態が2週くらい前から続いているよね。
となると、原点に戻るべきだと思うんだよ、俺。
「競馬は前で立ち回れる馬が有利」
ってことー!
結論
◎8シンリョクカ!
この馬もずっと追い続けてる馬の一頭だね。
阪神JFの時に「プチ愛」印を打ち、桜花賞では対抗〇に並べ、オークスでも▲に並べた馬で世代上位の力を持っていると思っていた馬。
ただこの世代はリバティアイランドが抜けてて、このシンリョクカはどうにも恵まれるレースが少なく、桜花賞もオークスも強いレースはしているんだけど、走り自体が傾向と逆というか「内前有利な時に外差し」とか、そういったケースが多くていかにも「ワンパンチ足りない馬」に見えてしまっている。
ただ、この馬新馬戦と新潟記念以外、ほぼほぼスムーズなレースが出来てないと思うわけよ。
オークスなんて終始外々回されての5着で、リバティ以外では一番強かったと思っている。
桜花賞はリバティ以外は前が残るレースで外々回しての6着。
府中牝馬は苦手なスローからのよーいどん。
エリザベス女王杯も微妙にポジション悪くして、どうしても外々回しになる。
そして日経新春杯。
軽量で色気を出した乗り方で前へ。
むしろ今までポジションをとることが出来なかった馬が、発馬直後から出していって先団にとりついた。
結果日経新春杯は1000通過58.3というハイペースで、流石に牡馬相手のこの流れはきつく惨敗はするが、この馬の新潟記念勝ちの布石がここに在るよね。
その意味では、この玉砕がこの馬に「型」をくれたのではないかと思う。
それが中山牝馬の3着につながり、新潟記念での重賞制覇に繋がったと。
この「自分の型」が無かった上に、さほど「最高速の質は高くない」という中で、GI戦線でももう一歩のところで戦い続けてきたシンリョクカ。
ある意味では足の使いどころが難しく、本来の力を出し切れていなかったんじゃないかと思うわけだ。
そんな馬に「型」が出来たことで、「勝負できる立場」を得たんじゃないかと思うわけだ。
その意味では「先行競馬の先輩」であるスタニングローズよりも、今は勢いがある。
同い年の先行競馬のハーパーにも、当時からの競馬で大きな差は無い。
そして今回、しっかり引っ張ってくれるであろうコンクシェルもいる。
枠の並び的にも、「内の番手ポケット」というこの馬の理想的なポジションが手に入りそう。
これはキミノナハマリアとかスタニングローズとか、ハーパーとか、そういった先行勢よりも「内」を取れたことが大きいし、そういった「型にはめやすそうな状況」を引き寄せたのも、日経新春杯の玉砕覚悟の先行がこの馬に活路を残してくれたきっかけになったんだと思う。
その意味じゃ「木幡初のおかげ」でもあると考えりゃ、ここで「騎手不安」を考えるよりも、
「シンリョクカは木幡でこそ!」
と考えようと思ったわけだ。
乗り越えなきゃならない道も多い。
初の56キロだとか、結果を出せていない京都だとか、大変よ。
しかし追い切りを見る限り、3歳時よりは明らかに「芯が入って強くなった」とみえる。
1週前の追い切りで終い12秒台になってるけど、その日の美浦の馬場は異常に重くて、かなり時計を要していた。
そんな中で、全体時計81.8で【5F:64.9-50.0-36.4-24.1-12.4】という時計。
これはかなり突っ込んで入っているし、終いの1Fは相当きつかったはず。
この負荷がGIでの好走に「プラスになる」とみてシンリョクカを本命に指名する。
◎8シンリョクカ
〇7レガレイラ
▲11スタニングローズ
☆5モリアーナ
注12シンティレーション
注3ルージュリナージュ
△1ホールネス
△13サリエラ
△2ライラック
△14ハーパー
これで行く。
対抗〇はやはりレガレイラ。
もしも発馬を成功させればその瞬間「実力馬」として一つも二つも抜けた存在になる。
つまり2200mあっても、レガレイラに関しては「発馬の1秒で運命が決まる」といっても過言じゃないので、この印まで。
▲にスタニングローズ。
土曜の芝でのC.デムは結構どの馬もいつものポジションよりも前目で競馬をさせて、スタニングローズの予行練習でもしてるのか?と思わせながら、チョイ負け…といったレースが多かった。
個々も勿論ポジションは取ってくるだろうし、「前受けできるシンリョクカ」に◎を打っている以上、この馬も高く評価しなくちゃいかんなと。
前走は馬場と斤量、ヴィクトリアマイルは距離、大阪杯は休み明け。
なんだかんだと、秋華賞以後のレースではこの馬も自分の条件に合ったレースが出来ていない。
追い切りの動きは悪くないし、C.デムの手腕を含めて▲に評価。
☆にモリアーナ。
前走の府中牝馬Sではイン突きが不発になったけど、この馬がハマった時の末脚はヤバいよね。
前走はスローだった上に後ろで掛かって力みまくり。
更にイン突きをするも、結構至る所が壁という状況での敗戦。
そして今回も内目の枠が取れたという状況なら、岩田オヤジが「前走の教訓を活かす再度のイン突き」が見られるんじゃないかなと。
イメージは2019年のスミヨンが乗ったラッキーライラックのイン突き。
その時のクロコスミアがシンリョクカって感じでうまくハマってほしい。
注には2頭。
1頭目がシンティレーション。
この馬も勢いあるし、やっぱり決め手があるっていうのは良いよね。
ただ、タキオンの肌にカナロアで京都の2200が合うか?という点が気になるのでこの印。
2頭目にルージュリナージュ。
☆モリアーナ、注シンティレーション、注ルージュリナージュは府中牝馬の上り上位組。
池添もこういうレースでは「一発狙い」のレースをしてくるタイプだし、モリアーナかこの馬かのイン突きハマっての食い込みがありそうという見立て。
△には4頭並べるが、サリエラには迷わされた。
ただ、最終追い切りを坂路でやってる時点でどうにも微妙だし、しかも併せで遅れ。
鞍上の腕込みで抑えるけど△までかなと。サラキアやサリオスではなく、サロニカかエスコーラ寄りなのかもしれないなと。
ホールネスは良い馬だと思うんだけど、流石に人気先行かなと。
ライラックは去年の4着を評価。
ハーパーは今回のブリンカー効果を期待して。
5歳馬も数多く指名したけど、全体的なレベルを考えるとこうなった。
買い方
【単勝】8(1点)
【馬連】8=7.11.5.12.3(5点)
【3複】8=7.11.5=7.11.5.12.3.1.13.2.14(21点)
【3単マルチ】8.7=11.5.12.3.1.13.2.14(48点)
この記事が参考になった方は
主宰者に「エール」を送ろう!(最大10回)
この主宰者をお気に入りに登録しよう!
マイページから確認できます
新着記事
-
最終リベンジャーズ・金子くん2024/11/22 18:30
【最終リベンジャーズ振り返りと展望】2024年を笑って終わらせるための豆知識!12月の中山マイル「回収率・複勝率100%」データ!
皆様、いつも大変お世話になっております。 「最終レースの鬼」として知られる金子でございます! ▽詳しいプロフィールはこちら 【自己紹介コラム】日曜最終レースで人生のリベン...
コラム展望 -
- 固定記事
-
シャト美2024/11/22 18:10
【太鼓判予想・京都2R】流れ向く2頭◎○が勝ち負け候補「3連単フォーメ8点、馬連・馬単各1点、ワイド2点」勝負
■京都2R 2歳未勝利 ダート1800m 好走歴のあるコが4頭で、このあたりで決まりそうな未勝利戦。 ここは◎ドウジギリ。 今回は砂を被りたくないこのコが逃げるか、シュパ...
印買い目見解 -
- 固定記事
-
齋藤翔人2024/11/22 19:00
【京都2歳S2024予想】本命◎は合致数「6/10」で超抜成績該当馬 脅威の複勝率“87.5%”はじめ高好走データ目白押し
3年ぶりに少頭数でおこなわれるラジオNIKKEI杯京都2歳S(以下、京都2歳S)。キズナやエピファネイアなど、リーディング上位に名を連ねる種牡馬の産駒に目がいきますが、ウォータービ...
印買い目見解コラム -
人気主宰者の「重賞」「自信の一鞍」など複数の予想を30日間定額で!
先着1,000名様限定!
30日間無料キャンペーン実施中
月額コースはコチラ
ただいま30日間
無料お試しキャンペーン実施中!
全コラムが見放題
月額コースはコチラ
この記事のみをご覧になりたい方はコチラ
単品購入(500pt)に進む本記事は単品購入限定となります