《馬体アナリスト 伊藤の最新動画》
【新潟記念 2024｜馬体診断】「四肢」の長さで勝ち馬が見える！　2着10回シルバーコレクターが主役！　札幌2歳S＆小倉2歳Sのイチオシ馬もご紹介！


《小倉2歳ステークスの馬柱》


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競馬サロン読者の皆さん、こんばんは。
「重賞深掘りプロジェクト」重賞深掘り隊の第一期メンバー・馬体アナリストの伊藤です。

久々の土曜重賞だった札幌2歳ステークスでは、完成度の高さと機動力が武器になると見ていた◎マジックサンズが勝ち切ってくれました。

2着が6番人気のアルマヴェローチェで馬連の跳ね方が大きかったですね。3連複も12点で4100円なら良しとしましょう。

この勢いを日曜重賞にも繋げたいと思っています。

なお、諸般の事情によりしばらくの間、本コラムはシンプルな構成・内容とさせていただきます。何卒ご了承ください。


それでは小倉2歳ステークスの予想を進めていきます。

今年の小倉2歳ステークスは特殊で、舞台が中京芝1200m。小倉芝1200mと中京芝1200mでは周り、コース形態ともガラッと異なるため過去の結果は参考外。

今回は、12月に行われる中京2歳ステークスの近4年のラップ構成、勝ち馬の脚質・飛節をまとめましたので見ていきましょう。



特殊な状況ゆえ、今年の小倉2歳Sは例年の中京2歳Sのようなラップ構成になると断言はできませんが、基本的には締まったラップになりやすいこと、直飛の馬が来やすいことは覚えておきましょう。

また、中京2歳S好走馬の馬体的傾向を探ると、他2歳重賞や2歳OPと同様に完成度の高い馬が来やすいことがわかります。

3歳戦もそうですが、完成度の差が結果に直結するのが2歳戦です。

同じ2歳馬でも成長差と体格差が見られ、成長が早い方が有利です。なお、完成度については馬のクビと肩の間にある「キ甲」の出っ張り具合、馬体全体のメリハリで判断が可能です。


続いて馬体以外で重視すべきファクターですが、有力馬の時計面はチェックが必要でしょう。

2歳戦や3歳戦は時計や上がりが伴わない勝ちっぷりが派手な馬が過剰に持ち上げられるケースが見られますからね。

今年の有力馬の中で時計的に強調できるのが、レイピア、アーリントンロウ、エンドレスサマーの3頭です。エイシンワンドとタマモティーカップも時計は悪くありません。


ここからは今年の出走有力馬の馬体分析です。有力馬としてカウントするのは表に記載の7頭。



チェックポイントは馬体のデキ、完成度、飛節の3点ですが、飛節については「おまけ」程度で考えてください。

今回のメンバーで馬体のデキ、完成度の2点で強調できるのがアーリントンロウとジャスパーディビネの2頭です。

ただ、ジャスパーディビネは初戦の時計が他有力馬と比べて見劣りしますね。

一方、アーリントンロウは2戦目の新潟未勝利戦で2歳コースレコードをマーク。超がつく高速馬場で記録されたものですが、馬場差を考慮しても2歳戦としては優秀でスピードは一級品です。

エンドレスマサーとタマモティーカップも完成度は高めですが、完成度ではアーリントンロウに及ばない印象ですね。

他にも土曜中京芝の馬場傾向、出走各馬の調教過程、レースの展開等も考慮した最終結論は次の通りです。

《小倉2歳Sの最終結論》
◎10アーリントンロウ
○4レイピア
▲8エイシンワンド
☆13エンドレスサマー
△1クラスペディア
△9タマモティーカップ
△11ジャスパーディビネ

本命は先行動画でイチオシ馬に取り上げていたアーリントンロウ。牛のような見た目だった父タワーオブロンドンとは見た目が異なりますが、シルエットは正方形で短距離戦が向く馬体ですね。ハリツヤとも素晴らしく、全体のメリハリも強調され完成度は高いです。

札幌2歳Sに勝ったマジックサンズもあばら骨が薄っすら見えていましたが、本馬も同様です。2歳夏にそこまで仕上げられるのは完成度の高さがあってこそ。

対抗評価はレイピア。デキ、完成度ともアーリントンロウほどではないものの、本馬は1200m戦替わりでマークした時計が優秀。祖母クーヴェルチュール譲りのスピードが重賞でも活きそうです。

単穴評価は中京芝1200mで新馬勝ちの実績があるエイシンワンド。☆評価は外枠が少し気になりますが、ここなら能力上位と見ている函館2歳S3着馬のエンドレスサマー。

馬券はアーリントンロウを軸に馬連と3連複で勝負。アーリントンロウの単勝も買います。

《小倉2歳Sの買い目》
◎10アーリントンロウ
○4レイピア
▲8エイシンワンド
☆13エンドレスサマー
△1クラスペディア
△9タマモティーカップ
△11ジャスパーディビネ

【単勝】10（1点）
【馬連】10＝4,8,13,1,9,11（6点）
【3連複/フォーメ】10＝4,8,13＝4,8,13,1,9,11（12点）

《馬体アナリスト 伊藤のプロフィール》
競馬業界歴は20年。競馬専門紙を経て「重賞深掘りプロジェクト」重賞深掘り隊の第一期メンバーに選抜された馬体アナリスト 伊藤です。馬の馬体に惚れ込み馬体重視の予想を展開。現在は南関東の重賞開催日を中心にプレスとして出入りしています。

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