オリンピックに高校野球に競馬。
ザッピングし過ぎてテレビのリモコンが壊れたよ。。。
マジでテレビのリモコンが壊れるって、すげー不便なのね。

知らず知らずの内に「便利なもの」に慣れちまって、サバイバル力が落ちてる気がしたよ。

逆境や窮地と呼ばれる状況で、どう前向きに生き抜く工夫をしていくか。
俺としては結構その力はある方だと思っているけど、そうではない人も多くなってきているんだろうね。

もちろんサバイバル力を上げるためには、知恵も持たなければならないし、精神的にも「何とかなるっしょ」といういわばポジティブに根拠のない自身も必要だったりする。

今の日本は経済成長は止まっちまってはいるけど、金に苦労するほどの状況ではないから、戦争地域や貧困に直面している国ほど窮地に追い込まれることも稀で、今求められるサバイバル力ってのは、いわゆる無人島で一人で生き抜く知恵や、山で遭難した時の生き抜き方とは違うよね。

経済人であれば、会社の窮地をどう切り抜けるかだったり、そういう知恵が必要だと思うし、評価経済と言われる時代に突入し、様々な面で多くの人からの評価にさらされる時代になったからこそ、そこでの評価とどう向き合うかというサバイバル力が必須になってきているんだろうね。

予想を晒す行為にしたって、当たった外れたで誰かに批評されるし、SNS全盛の時代は自分が見ている世界が全てのような感じになってしまい、良いにつけ悪いにつけ、その評価に敏感にならざるを得ないという状況に追い込まれるよね。

角田大河騎手の訃報。
何とも言えない感情になるよね。
詳しいことは発表されてないから死因等については触れるつもりはないけど、事故と発表されたわけではない事からも、そういうことなんだよな…と、考えるとあまりにも若すぎる死に、言葉が無い。

車で馬場に入るという行為は許されざる行為である。
これは、ならぬものはならぬということだし、競馬の世界で言えば非常に重い処罰がされてもおかしくない行為だと思うわけだ。
しかし、それを行った本人は、そこまでのこととは思っていなかったんだろうとは思う。

もちろん、死ななければならないほどの犯罪かと言われればそうではないとも思うし、彼自身、騎手免許が剥奪される可能性への絶望が今回の結末の根底にあったのかもしれない。

それでも、死を選ぶという選択肢はほとんどの人が持っていないと思っている。

自らの行為がどういう結果を招くのかという想像力。
その結果をどう受け止め今後の人生に活かすかという反省力。

恐らくこの二つが決定的に足らず、最悪の判断をせざるを得なかったとするなら、いかにしてその「2つの力」を育てるかというのが、今後このようなことが起こらないためにも必要なんだと思う。人は「自分だけは大丈夫だ」と思ってしまう正常性バイアスに陥る生き物。好調の時ほど魔物が潜んでいるとはよく言われているけど、物事は不可逆。
だから起こってしまったことをしっかりと受け止めるためにも、常に自省と自制をしなければならないんだなと、強く思った次第。

そして罪を憎んで人を憎まずという考え方。
この昔からある考え方が、今ではおかしな考え方になっているのかもしれないが、今一度思い出さなくちゃいけないのかもね。

角田大河騎手のご冥福をお祈りしたい。

さて、そんな状況だが競馬は明日も行われる。

騎手の皆さんや関係者の皆さんは、そんな中でも競馬に命を懸け、俺らを楽しませてくれる。
楽しめるかどうかはまた別の問題だけど、そこに馬が一生懸命走っているなら、しっかり予想をしたいと思う。

まずは関屋記念。

■新潟11R 関屋記念
このレースの切り口はどこにあるのか？
過去のデータを見れば「5歳6歳勢」が活躍していて、外枠の馬が好走している。
去年もそんなことを書いて、内枠の馬を軽視したがそれが大失敗だった。
しかも、今の新潟はあまり外からの差し追い込みが効いていない。

そして、関屋記念は新潟のマイル。
直線の距離が長いということで差し追い込みが効きそうでいて、あまり効かず、好位組が好走するし、穴はほとんどが「前残り」だったりする。

後方からなら32秒台前半の上りの脚は必須。
それが無いなら、好位5番手あたりには付けられる前半力と33秒台の脚が使えることは必須。
そして、今は外を回して届くような馬場でもない。

となると、この馬が俺の本命だ。

◎13プレサージュリフト！

まず発馬に課題はある馬ではあるが、ここ3戦ほどその点が改善されつつあって好位を立ち回れるようになっているということ。
そして上り性能としても32秒台の脚は無いにしても、コンスタントに33秒台は出せる馬。
とりわけ評価したいのは2023年の東京新聞杯。
内前有利の中勝ったウインカーネリアンが完全に恵まれている中で、8枠15番から2着のナミュール以上の脚で3着に食い込んだレース。
やはり強いんだなと再確認させてもらったよね。

去年は夏負けもあって関屋記念を使えなかったけど、今年は追い切りを見る限り夏負けも無くきびきび動いているように見えた。
この面子ならしっかりと走ってくれると思う。

結論
◎13プレサージュリフト
〇14ディオ
▲11サンライズロナウド
☆1ディスペランツァ
☆8ロジリオン
注5メイショウシンタケ
△4サクラトゥジュール
△6ジュンブロッサム
△15トゥードジボン


対抗はこれも好位で立ち回れるディオを。
米子Sではトゥードジボンに負けたけど、あの週の京都は時計が異常に早かったと記憶している。
前に行ったら止まらない馬場で、それでも最後までじわじわ脚を伸ばした感じの走りを見ると、関屋記念に向いてそうな脚質と思えた。

▲には全く人気はないけどサンライズロナウドを。
まぁこの馬は謎な馬で、追い切りがまともに出来ない。
しかしノリさんがずっと乗っているように能力はあるんだと思う。
ここ最近は逃げていないけど、ノリさんに手が戻った今回、去年の長久手特別の時の様に「逃げの手」に出る可能性もあるし、この印に抜擢する。

☆の2頭は「3歳」の2騎。
3歳勢とこのレースはあまり相性がいいと思っていないんだけど、共に今の新潟では良いと思える枠に入ったし、内で脚を溜めて前が開けばどちらかは突っ込んでくるんじゃないかと。

注にはメイショウシンタケ。
後方一気はきついレースではあるんだけど、去年の5着で、数少ない32秒台の脚を使える馬。
1分31秒台の高速決着にも対応した過去もあるし、この人気なら注意しておきたい。

買い方
【単勝】13（1点）
【馬連】13＝14.11.1.8.5.4.6.15（8点）
【3複】13＝14.11.1.8＝14.11.1.8.5.4.6.15（22点）
【3単】13→14.11.1.8.5→14.11.1.8.5.4.6.15（35点）