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田原基成

2024/07/27 18:55

【クイーンS】想定5人気以下に「4.0.0.1」の勝機到来 ボンドガールは“消し”

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「1/39」

これは2014年の芝1800m戦において、4勝以上を挙げた39頭のうち国内GIを制した馬の数だ。オープンクラスの馬がズラリと名を連ねているにもかかわらず、GIとの連動性は皆無に等しい。芝1800mの特殊性がうかがえるデータと言えよう。

記憶に新しいところで、先週の中京記念は戦前に芝1800mを4勝のアルナシームが5番人気1着。同馬に迫ったエピファニーもまた当距離5勝のスペシャリストだった。芝1800m攻略への糸口がだんだんと見えてきたようだ。

狙うべきは距離巧者。

上位人気勢を差し置き、ここはコンクシェルに白羽の矢を立てる。

芝1800mの成績【4-0-0-1】が示すとおりの距離巧者。そのうち2勝は今回と同じ夏競馬で、距離・季節適性という本レース好走パターンの2つを持ち合わせている点は心強い。

前走ヴィクトリアマイルは1000m通過56秒8の超ハイペース逃げで参考外。自分のリズムでストレスなく運ぶことができれば渋太く、自身より内に速い馬が少ない枠の並びから1コーナーを迎えるまでに決着を付けられるはず。巻き返しの準備は万端だ。

相手本線にはドゥアイズを。

低評価に甘んじた前走ヴィクトリアマイルは4着と大健闘。これまで積み重ねてきた実績を思えば妥当な結果かもしれないが、あわや馬券内のレース運びは素直に称えるべきだろう。非GIレースでは【2-4-0-1】掲示板外なし。札幌2歳Sなど馬券外なしの札幌芝1800m替わりでもあり、上位に据えるには不足のない1頭と言える。

スタニングローズも見限れない1頭。

戦列復帰をはたした春競馬は2戦ともに掲示板外。ナミュールやスターズオンアースと好勝負を演じていた3歳時の姿と比較すると、どうしても一段階落ちる感は否めない。ただ、今回は重賞勝ちのある芝1800m替わり。自身より外に競り掛ける馬がいない点もプラス材料だ。

ヴィクトリアマイル組からはもう1頭、モリアーナ。

今年は2200mから1600mまで幅広い距離を使われるローテーション。なかなか適距離が見つからない印象も、個人的にもっとも衝撃を受けたのは札幌芝1800mのコスモス賞でファイナルアンサーだ。のちのGI3着馬ドゥアイズを4角先頭で完封した当時の内容は圧巻の一言。過去10年のクイーンSにおける前走GIで上がり3F3位以内の馬の成績【3-0-0-0】も含め、警戒したい。

【札幌11R クイーンS予想の印】
◎6 コンクシェル
〇13 ドゥアイズ
▲9 スタニングローズ
☆14 モリアーナ
注7 アルジーヌ
△8 ウインピクシス
△12 コガネノソラ
△2 ウンブライル

【単勝】6(1点)
【馬連】6=13,9,14,7(4点)
【3連複/軸1頭】6=13,9,14,7,8,12,2(21点)
【3連単/フォーメ】6→13,9,14,7→13,9,14,7,8,12,2(24点)

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