「京都11R　エリザベス女王杯」予想

◎７番ジェラルディーナ
昨年と同じローテーションで臨むが、昨年以上にパワーアップしている。それはこのレースを勝った後の有馬記念の三着は立派のひと言、並みいる牡馬相手に地力勝負でのものだけに価値があり、この馬の評価を一段上げた。

まだ馬込みで揉まれた時に耐えるだけの強い精神力は備わっていないが、繊細な牝馬だけに許容範囲内とも言えるし、歳を重ねつつ大人びていることも強調材料のひとつでもある。

それに加えて中間の気配の良さと先週・今週の追い切りの動きには躍動感があり、仕上がり状態は◎。鞍上が強化されていて絶対的な中心だ。


〇１番ブレイディヴェーグ
人気を集めて負けたローズＳから秋華賞ではなく、ひと息入れてここ目標にして仕上げられ、こちらも稽古の動きは抜群。力強いと言うより迫力が出てきた。出走態勢は万全。

デビューしてから四戦すべてで上がり時計はメンバー中最速。その末脚が大きな武器で一段と磨きがかかった現状から◎を脅かす一番手評価。


▲９番アートハウス
中山牝馬Ｓの後、予定していたヴィクトリアマイルはレース後の骨折判明で白紙になり、牧場で傷を癒やし、リフレッシュされて戻りここ目標にしてキッチリと仕上げてきた。

前進気勢が強い、負けん気の強い馬だけに、馬込みでゴチャゴチャと揉まれた時にスタミナ消耗してしまう事も考えられるが、坂井瑠騎手なら上手に宥めて終いの脚を活かす競馬をしてくれるハズだ。

先週ある程度負荷をかけて今週は終い重点の稽古だが、全身を上手に使いノビノビとした力強い走りは状態の良さの証。


△１２番・１４番・８番・３番


[３連単一着固定]
一着７番
相手１番・９番・１２番・１４番・８番・３番



「福島11R　福島記念」予想

◎６番ホウオウエミーズ
前々走の七夕賞でも大きな期待を寄せたが、スタートのあまり速くない馬がポンと出て道中はジックリと脚をタメて差し脚の活きる展開になりながら勝ち馬から０．２秒差の三着。パワー全開できていたのであの時点では精一杯だったことだろう。

今回はデキに関しては当時と同じかそれ以上、先週・今週とこの馬らしいキビキビとした切れのある走りを見せている。何より今回はレース当日雨の天気予報。馬場が渋りそうなだけに七夕賞三着＋αは十分にあり、馬券的な妙味アリアリだ。


〇２番カレンルシェルブル
本来はコーナーが四つのタイトな競馬場より、終いはジリジリ確実な脚を伸ばすタイプだけに直線の長いコース向きだとは思う。ただ今回はテンに行きたそうな馬が揃い、四角で好位にとりつきたいような馬も揃い、必然的に流れが速くなりそうなので展開の助けはあるハズ。

なおかつ鋭い決め手がある方ではなく、馬場の渋化もプラス材料になる。


▲１３番ウインピクシス
ゴールドシップ産駒だけに切れる脚はないが、しぶとさはピカイチ。上がり時計３５秒を切るのがやっとこさの馬で時計のかかる馬場状態を味方にできる。

前々で競馬を進めたい馬が揃い、流れは速くなりそうだが、先行勢では自在味がある。鞍上は技量が高いとは言いがたいが、勝つ術を知っているので、そのアドンテージはここに入れば軽視できない。


△７番・１１番・８番・９番


[３連複軸一頭流し]
軸　６番
相手２番・１３番・７番・１１番・８番・９番