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【今週の重賞】[大阪杯]ダノンキングリー 悲願GI勝利へ[ダービー卿CT]重賞3勝プリモシーン 堂々の主役

■4月5日、阪神競馬場で大阪杯(GI、芝2000m)が行われる。

ダノンキングリー(牡4、美浦・萩原)は、皐月賞で3着、日本ダービーで2着と昨年春のクラシックで力を発揮。秋以降は古馬との戦いに進み、毎日王冠を出遅れながら快勝した。マイルCSは荒れた内側の馬場を通らされた不利が祟って5着に終わったが、今春初戦の中山記念を危なげなく制し、改めて中距離路線最上位級の力を示している。皐月賞、中山記念で結果を出しており阪神芝2000mはなんなくこなすはず。悲願のGI勝ちなるか。先週のコース追いでは格下馬をあっさりパスしており、前走快勝の反動なく順当に気配は上昇しているようだ。

ブラストワンピース(牡5、美浦・大竹)は、2018年の有馬記念覇者。それを含めて重賞5勝と、実績では断然の存在だ。毎日杯勝ち、新潟記念勝ちなどから距離適性は10Fがベストの感がある。昨年のこのレースは1番人気を裏切る6着に終わったがスタート後と4角の不利、前残りの流れも向かず力を発揮し切れなかった。雪辱の一戦だ。海外遠征帰りながら前走・AJCCを制し、その反動が気になるところだが中間は体の張り、併せ馬での気合いと文句なしの姿を見せている。高いレベルで安定。

クロノジェネシス(牝4、栗東・斉藤崇)は、桜花賞3着、オークス3着と昨年春のクラシックであと一歩の走りだったが、5か月ぶりの一発勝負で臨んだ秋華賞を快勝。春からグンとビルドアップした肉体を武器に、ラスト1冠を掴んでみせた。強豪揃った今期始動戦の京都記念では、さらにボリュームアップした姿を披露。正攻法から楽に勝ち切っている。阪神JF2着、桜花賞3着でコース適性は問題なし。牡馬相手のビッグタイトル奪取も十分可能だろう。先週はウッドコース7Fからの併せ馬という意欲的な調整メニューをこなし、これでほぼ仕上がり万全。今週は流す程度で大丈夫だろう。

ほか、昨年のエリザベス女王杯を制したラッキーライラック(牝5、栗東・松永幹)、昨年このレースで3着に入った2018年ダービー馬ワグネリアン(牡5、栗東・友道)、勝ち切れないが中長距離重賞で安定して走っているステイフーリッシュ(牡5、栗東・矢作)らも上位進出を狙う。

■4月4日、中山競馬場でダービー卿CT(GIII、芝1600m)が行われる。

プリモシーン(牝5、美浦・木村)は、昨年のこのレースでクビ差2着。その後ヴィクトリアマイルはノームコアのレコード駆けにクビ差まで迫る2着に入った。前走・東京新聞杯は3か月ぶりでやや体に余裕が感じられたが、さらに切れ味を増した末脚から完勝を収めている。これでマイル重賞3勝目。ハンデは課せられそうだが、堂々の主役として昨年の“忘れ物”を取り戻したい。中間は在厩で丹念に乗り込まれており、太かった体はシャープに。前走以上の状態で臨めそう。

ほか、前走で中山マイルのリステッドレース・東風Sを制したストーミーシー(牡7、美浦・斎藤誠)、昨年このレースで3着だったマイスタイル(牡6、栗東・昆)、豪州遠征帰りながら前走・東京新聞杯で5着と気を吐いた古豪クルーガー(牡8、栗東・高野)、10着に終わった前走から巻き返したい良血馬ジャンダルム(牡5、栗東・池江)らにも注目だ。

(Text:Nishimura)

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