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【今週の重賞】[アンタレスS]クリンチャー 砂重賞初Vへ[アーリントンC]GI2着タイセイビジョン 勝ち負け必至

■4月19日、阪神競馬場でアンタレスS(GIII、ダ1800m)が行われる。

2018年の京都記念を制すなど芝中長距離重賞の常連として活躍してきたクリンチャー(牡6、栗東・宮本)は、2戦前からダート路線に転じてここまで2着、2着とダート適性の高さを見せている。特に前走はトップハンデを背負い、スタートで躓きと厳しい条件だったが万事スムーズに進めた勝ち馬にクビ差2着まで迫ったという内容。当然、ここは砂重賞初勝利を意識する一戦になる。関東遠征後の中2週と間隔はちょっと慌しく、中間はここまで15-15を1本のみ消化するにとどまっているが元来連戦に耐えられるタイプ。今週しっかり動ければ大丈夫だろう。

ベストタッチダウン(牡4、栗東・橋口)は、昨年秋に1勝クラス、2勝クラスと楽に逃げ切り連勝を果たした。そこからソエのため4カ月休養。復帰戦かつ準オープンへの昇級初戦だった前走は成長分があるにせよ、馬体重プラス14キロでの出走で試金石の一戦と言えたが鮮やかに逃げ切り破竹の3連勝となった。相手はさらに強くなるものの目下の勢い、そして前走と同じ阪神ダート1800mが舞台なら即通用しそうだ。2カ月ぶりだが、間隔があっても問題なく力を発揮できるのは前走で証明済み。先週は余力を残してウッド6Fの自己ベストをマークした。万全の態勢。

ほか昨年のこのレースを制すなど実績十分のアナザートゥルース(セ6、美浦・高木)、前走の名古屋大賞典で重賞2勝目を挙げたロードゴラッソ(牡5、栗東・藤岡)、鋭い末脚を武器にチャンピオンズCでの2着など重賞で再三の好走があるウェスタールンド(セ8、栗東・佐々木)らにも注目だ。

■4月18日、阪神競馬場でアーリントンC(GIII、芝1600m)が行われる。

タイセイビジョン(牡3、栗東・西村)は新馬勝ち直後の函館2歳Sで2着に入り、秋は京王杯2歳Sをレコードタイムで勝利。続く朝日杯FSでは勝ち馬サリオスが強過ぎたが、自身しっかり脚を弾けさせ安泰の2着を確保している。その前走は初のマイルで、問題なく折り合えていたのは収穫。前回と同じ阪神マイル、そしてこの相手関係なら勝ち負け必至だろう。調教時計は平凡だが、この馬はこれで問題ないタイプ。4月3日、8日、12日と目一杯負荷を掛けられており体調はかなり良さそうだ。

ほか、朝日杯FS5着、シンザン記念2着とマイル重賞で好走続けるプリンスリターン(牡3、栗東・加用)、阪神芝7Fの自己条件戦を楽に快勝した良血牝馬ギルデッドミラー(牝3、栗東・松永幹)、朝日杯FSで6着に入り、前走・中京の1勝クラス特別で接戦を制したジュンライトボルト(牡3、栗東・友道)、朝日杯FSで3着だったグランレイ(牡3、栗東・池添)らにも注目だ。

(Text:Nishimura)

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