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【地方競馬トピックス】明日5日、船橋でダートグレード競走・かしわ記念 レース発走は16時5分

明日5月5日、船橋競馬場でダートグレード競走・かしわ記念(JpnI、ダ1600m)が開催される。発走は16時5分。

枠順は以下の通り。

1枠1番 ワイドファラオ   (牡4、栗東・角居)  福永

2枠2番 ナンヨーオボロヅキ (牝4、大井・高野毅) 有年淳

3枠3番 アルクトス     (牡5、美浦・栗田)  田辺

4枠4番 ケイティブレイブ  (牡7、栗東・杉山)  長岡

5枠5番 モズアスコット   (牡6、栗東・矢作)  C.ルメール

6枠6番 サンライズノヴァ  (牡6、栗東・音無)  武豊

7枠7番 ルヴァンスレーヴ  (牡5、美浦・萩原)  M.デムーロ

アルクトス(牡5、美浦・栗田)は、3連勝中の勢いのまま臨んだ昨年10月のマイルCS南部杯で内から懸命に脚を伸ばし2着に好走。相手が仕上がり途上の段階だったとはいえゴールドドリームに先着した点は評価すべきだろう。前走のフェブラリーSは締まったペースのなか2番手を追走する形。さすがに最後は苦しくなってしまったが、いったんは先頭に立つ場面があり見せ場はあった。この中間は熱心に乗り込まれていて仕上がりは良好。7頭立てでスローな展開が見込まれるここなら粘りも違ってくるはず。

ケイティブレイブ(牡7、栗東・杉山)は、昨年11月に開腹手術明けながら浦和記念を快勝。その後東京大賞典、川崎記念の2戦は見せ場がなかったが、今年2月のフェブラリーは最低16番人気ながら中団からジワジワと脚を伸ばし2着に反発。改めてGI級3勝の底力を発揮したと言える。かしわ記念は初参戦となるが、フェブラリーSのレースぶりからマイルの距離は問題なく対応できそう。流れひとつで好勝負が見込めそうだ。

モズアスコット(牡6、栗東・矢作)は、1番人気に支持されたフェブラリーSが圧巻の内容。好位の内めから楽に前を捕らえると、そのまま軽々と2馬身半突き抜けた。他馬とはモノが違った印象で、今後のダート界を背負う一頭と言える。前走・高松宮記念では特に見せ場なく敗れたが、ダートなら即反発可能だろう。

サンライズノヴァ(牡6、栗東・音無)は、3走前のマイルCS南部杯を制し待望のビッグタイトルを獲得。4角2番手につける積極策が実を結んだ形だ。フェブラリーSは3着だったが、メンバー中上がり最速となる35秒3の末脚を繰り出しており、決め手の鋭さはメンバー中最上位。決め手が活きる展開になれば前走以上の着順が狙えるはず。

ルヴァンスレーヴ(牡5、美浦・萩原)は、2018年にGI級競走を3連勝しJRA最優秀ダートホースに選出された。ただし、その後は調整が上手くいかず、昨年1月、6月、8月、12月にそれぞれ脚元の不安から放牧に出され、今回が17カ月ぶりの実戦となる。乗り込みは3月中旬から本数を重ねているが、以前とは異なり脚元を考慮し、ダート調整中心に切り替わった点は気になるところ。実力馬であることは間違いないが、さすがに割引が必要そうだ。
(Text:Ito)

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