【地方競馬トピックス】本日28日、大井で重賞・東京プリンセス賞　レース発走は20時10分

4月28日、大井競馬場で東京プリンセス賞（SI、ダ1800m）が開催される。発走は20時10分。

枠順は以下の通り。

1枠1番　シントーヨーキヒ　 （牝3、大井・田中正） 藤田凌
1枠2番　ブロンディーヴァ　 （牝3、川崎・内田勝） 御神本

2枠3番　バブルガムダンサー （牝3、船橋・張田京） 町田直
2枠4番　テーオーブルベリー （牝3、大井・中道啓） 森泰斗

3枠5番　マッドシティ　　　 （牝3、船橋・山中尊） 笠野雄
3枠6番　ジュンスピード　　 （牝3、船橋・張田京） 張田昂

4枠7番　アートムーブメント （牝3、船橋・山下貴） 今野忠
4枠8番　カラースキーム　　 （牝3、大井・渡邉和） 本橋孝

5枠9番　ミリミリ　　　　　 （牝3、大井・小野晋） 藤本現
5枠10番 ルイドフィーネ　　 （牝3、川崎・内田勝） 笹川翼

6枠11番 アクアリーブル　　 （牝3、船橋・佐藤賢） 矢野貴
6枠12番 サブノアカゾナエ　 （牝3、大井・堀千亜） 西啓太

7枠13番 レイチェルウーズ　 （牝3、船橋・林正人） 本田正
7枠14番 ヤマジュンサルサ　 （牝3、大井・高野毅） 石川駿

8枠15番 ミナミン　　　　　 （牝3、川崎・内田勝） 繁田健
8枠16番 リヴェールブリス　 （牝3、船橋・米谷康） 水野翔

ブロンディーヴァ（牝3、川崎・内田勝）は、昨年11月に行われたローレル賞の優勝馬。そのローレル賞は後に桜花賞で3着に入るルイドフィーネの追い上げを振り切っての勝利だった。ここ2戦は圏外に敗れているが、東京2歳優駿牝馬は残り200m付近まで単独2番手につける見せ場ある内容で、桜花賞は不利な外めの枠がこたえた印象。スムーズな競馬ができるようならまだ見限れない。

テーオーブルベリー（牝3、大井・中道啓）は、浦和桜花賞で4頭叩き合いからいったんは先頭に立つ場面も。最後は外のアクアリーブルに差されてしまったが強い内容だったと言える。勝ち切れない面は確かにあるが、前々につけ渋太い脚を使えるのが長所。降雨の影響で前が止まらない馬場状態になるようならば引き続き好勝負だろう。

カラースキーム（牝3、大井・渡邉和）は、現在3連勝中。1月の桃花賞ではエンジェルパイロ、アクアリーブルらを大きく突き放して勝つ内容で重賞級の能力があることは間違いない。前走後は浦和桜花賞参戦を見送りここ1本に調整。外厩先で乗り込みが進められていて態勢は整った様子だ。重賞勝利実績こそないが、勢いという点ではこの馬が1番かも。

ルイドフィーネ（牝3、川崎・内田勝）は、浦和桜花賞で3着。前2頭には少し離されたが、逃げたボンボンショコラを競り落とした内容に見どころがあった。昨年10月以降は惜敗続きも、崩れずに安定したレース運びができる点が長所。展開次第では馬券絡みが見込める馬だろう。

アクアリーブル（牝3、船橋・佐藤賢）は、今年の浦和桜花賞でテーオーブルベリー、ルイドフィーネらを外からきっちり捕らえ、見事南関東の牝馬クラシック1冠目を奪取。ここは2冠目、そして母アスカリーブルが2012年に勝っていることから親仔制覇がかかる重要な1戦だ。デビューからの11カ月間で既に14戦に使われているが、中間は2週連続で一杯に追われつつ好調をキープ。前走時の強さを再び発揮できれば2冠達成は十分現実味を帯びてくる。

レイチェルウーズ（牝3、船橋・林正人）は、単勝オッズ1.3倍の1番人気に支持された浦和桜花賞で5着に敗退。各馬が仕掛け始めた3角での反応がズブく、見えない疲れでもあったとしか思えないレースぶりだった。とはいえデビュー5連勝の内容は圧巻で前走の敗戦だけで評価は落とせない。中間は軽快な動きを見せていて反発する可能性は高い。
（Text:Ito）

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