【今日の出来事】秋山真一郎騎手がJRA1000勝達成／藤田菜七子騎手は100勝達成

【4月25日の出来事】
■福島競馬第1R・3歳未勝利でシルバージャック（牡3）が1着となり、同馬に騎乗した藤田菜七子騎手（22、美浦・根本）は2016年3月5日の初騎乗から2150戦目でJRA通算100勝を達成した。現役では95人目の記録で、女性騎手としてはJRA史上初となる。100勝のうち重賞は2019年カペラS（コパノキッキング）の1勝。

同騎手は「JRA100勝達成までの道のりは、怪我などもあって、なかなか思うようにはいきませんでしたが、周りの方々のサポートや応援のおかげでこうして無事達成できたことに感謝しています。（根本師から）レース後に『おめでとう』と声をかけていただきました。こういった状況のなかで無観客ではありますが、競馬ができることに感謝していますし、ファンの皆様がテレビの前で応援してくださっていることをとても嬉しく思っています。福島競馬場でたくさんのファンに囲まれて初勝利した時とは違って、無観客競馬での記録達成は凄く寂しく、早く皆様が競馬場に来場できるようになって欲しいと願っています」と、JRAを通じてコメントしている。

■福島競馬第10R・尾瀬特別でスマートランウェイ（牝4）が1着となり、同馬に騎乗した秋山真一郎騎手（41、栗東・フリー）は1997年3月1日の初騎乗から1万2505戦目でJRA通算1000勝を達成した。史上38人目、現役では20人目の記録。1000勝のうち重賞は2012年NHKマイルC（カレンブラックヒル）など37勝。

同騎手は「騎乗を依頼してくださった関係者の方々、ファンの皆様、そして家族に感謝しています。ありがとうございます。やはり無観客の競馬場は寂しいですし、1日も早くファンの前で競馬ができる日が来ることを祈っています」と、JRAを通じてコメントしている。

（Text:Nishimura）

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