おしらせ
キタサンブラックが顕彰馬に選定 史上34頭目
2015年の菊花賞、2016年のジャパンCなど史上最多タイとなる芝GIでの7勝を挙げたキタサンブラック(牡8)が、2020年度の顕彰馬に選定されたことがJRAより発表された。
キタサンブラックは昨年の投票で140票。全投票者数196のうち4分の3(=147票)以上という選定基準をクリアできなかったが、今年は158票を獲得し史上34頭目の顕彰馬として殿堂入りを果たしている。
JRAを通じた関係者のコメントは以下の通り
有限会社大野商事(北島三郎オーナー)「この度は顕彰馬に選出いただきまして、大変うれしく心より御礼を申し上げます。振り返れば、キタサンブラックと過ごした3年間は夢のような時間でした。表彰式に向かうターフの上で、満員のお客様より多大なる声援をいただいた情景を思い出すと今でも胸が熱くなります。そして清水久詞調教師、北村宏司騎手、武豊騎手をはじめ、キタサンブラックに携わっていただいた全ての関係者の方々にあらためて感謝を申し上げます。一日も早く新型コロナウイルス感染拡大が収束し、来年クリアにデビューするキタサンブラックの産駒に競馬場で会えることを楽しみにしております。最後になりますが、競馬関係者並びに競馬ファンの皆様の安全と健康を祈念いたします」
清水久詞調教師「この度はキタサンブラックを顕彰馬に選出していただき、大変光栄に思います。ありがとうございます。明け3歳のデビューから3年間、怪我や病気もせず、こちらが組み立てたローテーションを一度も休むことなく無事に走り続け、GI・7勝と素晴らしい成績を残し、オーナーをはじめ、私自身、厩舎スタッフ、ブラックをサポートしてくださった方々、多くの声援を頂いたファンの皆様に感動を与えてくれました。調教師として、これだけの名馬に出会えたことは感謝であり、これからも精進してまいりたいと思います。そして、種牡馬としても丈夫で強い子供たちを送り出してくれることを願っています」
(Text:Nishimura)
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