UMAJIN.net

おしらせ

【今週の重賞】[エプソムC]前走快勝アイスストーム 重賞初Vなるか[マーメイドS]センテリュオ 昨年の雪辱狙う

■6月14日、東京競馬場でエプソムC(GIII、芝1800m)が行われる。

アイスストーム(牡5、栗東・吉村)は、クラス慣れした昨年12月の中日新聞杯でタイム差なしの3着。その後やや伸びあぐねたが、前走・メイSでは鞍上武豊騎手技ありの手綱捌きも後押しし、見事に好タイムでの差し切り勝ちを収めた。左回りかつ窮屈にならない大箱コースがいかにも走りやすそうなタイプ。前走と同じ東京千八、武豊騎手騎乗で重賞初Vなるか。今回中2週での再度東京遠征だが、中間速い時計を出せているのは好感が持てる。高いレベルで安定。

良血馬レイエンダ(牡5、美浦・藤沢和)は、昨年このレースで待望の重賞初制覇。休み明け2戦目でしっかり変わり身を見せ、持ち味の自在性を活かしての快勝だった。梅雨時期で時計を要する馬場も良かったか。その後勝ち切れていないが、2走前・東京新聞杯の8着から、前走のダービー卿CTでは0秒3差3着と上昇気流に乗れてはいるようだ。連覇を狙う。中間はグランアレグリアを相手に互角に走った。動きは切れを増しており、上積み十分。

ほか、2018年のこのレース以来2年ぶりのVを狙うサトノアーサー(牡6、栗東・池江)、昨年このレース3着で前走・メイSではタイム差なしの2着だったソーグリッタリング(牡6、栗東・池江)、メイS連覇や金鯱賞3着など左回りが得意のダイワキャグニー(牡6、美浦・菊沢)、ヴィクトリアマイルは10着に終わったがフローラSと東京新聞杯でそれぞれ2着があり東京コースとの相性はいいシャドウディーヴァ(牝4、美浦・斎藤誠)ら、どの馬にもチャンスがありそうな混戦模様だ。

■6月14日、阪神競馬場でマーメイドS(GIII、芝2000m)が行われる。

センテリュオ(牝5、栗東・高野)は、昇級の勢いを買われ昨年このレースで1番人気に推されたが、追走及ばず4着。後方から良く伸びたが、自身54キロに対し上位3頭が51キロ、51キロ、53キロと軽ハンデ組に切れ負けした格好だ。その後エリザベス女王杯4着、愛知杯5着と牝馬同士なら力が上なところを示している。今年は55キロで、やはり軽量馬との差がどうかだが経験値の違いで昨年の雪辱を果たしたいところだろう。3カ月ぶりになるが、ここまで攻めは順調。あとひと追いあれば走れる態勢となってきそうだ。

ほか、斤量はプラス3キロとなるが昨年このレースを勝った実績は侮れないサラス(牝5、栗東・西村)、格上挑戦となるものの近2走の内容が良く、52キロも魅力なエアジーン(牝4、美浦・堀)、同じく格上挑戦だが単騎で逃げられれば渋太い51キロナルハヤ(牝6、栗東・梅田)、休み明けの前走準オープンを快勝した上がり馬ミスマンマミーア(牝5、栗東・寺島)らも上位進出を狙う。

(Text:Nishimura)

▽【関連リンク】
■【競馬サロン】夏競馬もプロ馬券師にお任せ!
■【Weekly POG2020⇒2021】先週の結果を公開中!

■【重要】登録ができない、メールが届かない会員様へ

おしらせ一覧

PAGE TOP