おしらせ
【今週の新馬戦・注目馬】ハープスター全弟、マカヒキのめいなど今週も注目の良血馬がデビュー!
■7月4日の阪神競馬場第5R・メイクデビュー阪神(新馬、芝1400m)で、ジャカランダレーン(牝2、栗東・中内田)がデビュー戦を迎える。父はこの2歳世代がファーストクロップとなるGI2勝馬ラブリーデイ。京都牝馬SとCBC賞を勝ったウリウリの初仔で、日本ダービー馬マカヒキのめいにあたる良血馬だ。ここまでの調整は馬なりオンリーだが、前向きな気性なのでこの仕上げで問題ないだろう。脚をじっくり溜め、仕掛けられてスパッと弾けることができるあたり、競馬センスは相当高そう。今週は芝コースで年長馬を問題にせず、楽に追走先着を果たした。勝ち負けを意識できる状態だ。鞍上は福永騎手。
▽【ジャカランダレーン】
父ラブリーデイ
母ウリウリ
母父ディープインパクト
ほか、7月4日の新馬戦・注目馬
■7月4日、福島競馬場第5R・メイクデビュー福島(新馬、芝1200m)
ブライテストダーク(牡2、美浦・岩戸)がデビューする。母は中央2勝、いとこにタガノトネール(武蔵野S勝ち)、タガノエスプレッソ(デイリー杯2歳S勝ち、弥生賞3着)、タガノディアマンテ(きさらぎ賞2着など)の兄弟。稽古では大柄な体をまだ持て余している印象もあるが、追われての反応は悪くなく、実戦でどんな走りを見せてくれるかに期待したい。鞍上は津村騎手が務める。
▽【ブライテストダーク】
父ノヴェリスト
母ビキニスタイル
母父ディープインパクト
■7月4日、福島競馬場第6R・メイクデビュー福島(新馬、ダ1150m)
ヘニーヒューズ産駒バクシン(牡2、美浦・斎藤誠)が、鞍上戸崎騎手でデビュー戦に臨む。半兄にバクシンテイオー(北九州記念勝ち)、叔父にJCダート2勝やフェブラリーSなどGI級レースを7勝した砂猛者カネヒキリがいる。先週のデビュー予定は除外となってしまったが、今週の攻めで同期の新馬をアオっており出走が延びたのはむしろ良かったようだ。申し分のない仕上がり。
▽【バクシン】
父ヘニーヒューズ
母アウトオブザウィム
母父サンデーサイレンス
■7月4日、阪神競馬場第6R・メイクデビュー阪神(新馬、ダ1200m)
ヨッシーフェイス(牡2、栗東・寺島)が初陣を迎える。母はフェアリーSを勝ったホワイトカーニバル、半姉にチャンピオンズC、JBCレディスクラシックとGI級レースを2勝したサンビスタがいるという血統背景だ。時計を出し始めた当初はズブさを見せ調整に苦労したようだが、先月下旬から動きに切れが出てきて今週はポリトラックで6F78秒台の好時計をマーク。いい状態に仕上がっている。鞍上は福永騎手。
▽【ヨッシーフェイス】
父サウスヴィグラス
母ホワイトカーニバル
母父ミシル
■7月4日、函館競馬場第5R・メイクデビュー函館(新馬、芝1200m)
プライムデイ(牡2、美浦・加藤征)がデビューする。父は現3歳世代が初年度産駒で、クラシック本番こそ勝てなかったもののここまでJRA重賞6勝を挙げているキズナ。母は中央ダートで2勝し、フィリーズRでも2着に入ったベストオブミー、祖母フラワーアーチは中央で4勝を挙げた。5月半ばからしっかり稽古本数を重ね、先週からは函館で調整されている。今週は気難しいところを出したか追われて案外伸びなかったが、ここまでの稽古量は豊富なだけに実戦でのいい走りに期待していいだろう。鞍上はC.ルメール騎手。
▽【プライムデイ】
父キズナ
母ベストオブミー
母父ブライアンズタイム
■【Weekly POG2020⇒2021】今週のエントリーは金曜18時から!
■7月5日の函館競馬場第5R・メイクデビュー函館(新馬、芝1800m)では、桜花賞を勝ったハープスターの全弟アークライト(牡2、美浦・藤沢和)が、C.ルメール騎手を背にデビューを迎える。
祖母は桜花賞などGI2勝のベガ、伯父に日本ダービー勝ちのアドマイヤベガ、フェブラリーSなどGI級7勝のアドマイヤドン等がいる良血だ。当初は東京開催中にデビューするプランがあったが馬場状態を考慮し、函館デビューを選択。4月中旬から20本以上の時計が重ねられ、6月中旬の入函後も順調に調整が進められた。今週は函館芝で4F53秒5-11秒5(馬なり)をマーク。稽古では力強さ、切れとも上々のものを披露しており、態勢に抜かりはない。
▽【アークライト】
父ディープインパクト
母ヒストリックスター
母父ファルブラヴ
ほか、7月5日の新馬戦・注目馬
■7月5日、福島競馬場第5R・メイクデビュー福島(新馬、芝1800m)
一昨年のセレクトセール当歳馬セッションにて1億8000万円(税抜)の値がついた高額落札馬スワーヴエルメ(牡2、美浦・堀)が、D.レーン騎手を背にデビューを迎える。
当初は先週のデビューを予定していたが除外となり、1週遅れてのデビューとなる。母はフィリーズRなど重賞3勝のアイムユアーズ、半姉は新馬戦勝利後に新潟2歳Sで2番人気(8着)に支持されたモーベット。仕上がりの早い血統と言えるだろう。今週は美浦ウッドで5F67秒6-1F12秒6(馬なり)を計時し、3歳未勝利と併入。渋った馬場を考えれば上々の時計で、1週スライドした影響はなさそうだ。
▽【スワーヴエルメ】
父ドゥラメンテ
母アイムユアーズ
母父ファルブラヴ
■7月5日、福島競馬場第6R・メイクデビュー福島(新馬、芝1200m)
スワンSなど重賞2勝ダイアトニック、京王杯SC2着レオプライムのめいニューフィー(牝2、美浦・石毛)が岩部騎手を背にデビューを迎える。先週まで全体時計は控えめだったが、今週美浦ウッドで5F64秒9-1F12秒0(一杯)を記録し、併せた新馬に2馬身先着。時計を大幅に縮めてきた点は注目に値する。
▽【ニューフィー】
父マクフィ
母リミックスアルバム
母父キングカメハメハ
■7月5日、阪神競馬場第5R・メイクデビュー阪神(新馬、芝1600m)
朝日杯FS勝ちゴスホークケンのおいステラヴェローチェ(牡2、栗東・須貝)が川田騎手とコンビを組みデビューする。当初は6月6日の阪神新馬戦でデビュー予定だったが、枠順確定前に外傷性鼻出血のため出走取消。しかしながら6月11日より乗り込みを再開しており、影響は少なさそうだ。今週は川田騎手を背に栗東芝で6F81秒0-1F12秒5(馬なり)をマークし3歳未勝利にクビ差先着。全体時計は抑えめも十分過ぎるほど乗り込まれていてる点は強調材料だ。
▽【ステラヴェローチェ】
父バゴ
母オーマイベイビー
母父ディープインパクト
(Text:Ito/Nishimura)
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