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【地方競馬トピックス】明日8日、大井で3歳ダート王決定戦・JDD レース発走は20時5分

7月8日、大井競馬場で3歳ダート王決定戦・ジャパンダートダービー(JpnI、ダ2000m)が開催される。発走時刻は20時5分。

枠順は以下の通り。

1枠1番 エメリミット    (牡3、船橋・林正) 山口達

2枠2番 カフェファラオ   (牡3、美浦・堀) D.レーン

3枠3番 バーナードループ  (牡3、美浦・高木) C.ルメール

4枠4番 ゴールドボンバー  (牡3、大井・市村誠) 矢野貴
4枠5番 フルフラット    (牡3、栗東・森) 武豊

5枠6番 リコーシーウルフ  (牡3、大井・荒山勝) 真島大
5枠7番 ブラヴール    (牡3、船橋・佐藤太) 本橋孝

6枠8番 ガミラスジャクソン (牡3、兵庫・長南和) 鴨宮祥
6枠9番 ダノンファラオ   (牡3、栗東・矢作) 坂井

7枠10番 キタノオクトパス  (牡3、美浦・高木) 田辺
7枠11番 ミヤジコクオウ  (牡3、栗東・川村) 幸

8枠12番 ダイメイコリーダ (牡3、栗東・森田) 池添
8枠13番 コージーサンラッド (牡3、船橋・須田和) 本田重


カフェファラオ(牡3、美浦・堀)は、新馬戦で10馬身差圧勝。2戦目のヒヤシンスSは出が悪く最後方からとなったが、脚力の違いで抜け出し最後は流す余裕を見せ快勝だった。そして4カ月ぶりだった前走・ユニコーンSは、先行勢が飛ばす“アメリカンスタイル”なレース展開となり、前半5Fが58秒4という激流。2番手で進んでいたカフェファラオだが最後に潰れるどころか、直線でさらに加速し結局5馬身差の独走勝ちだった。今回は初の地方遠征かつ初のナイターがどうかだが、この世代では突出した能力の持ち主なだけに、あっさりクリアしてしまいそうだ。先週土曜にコースで流されたのが中間唯一の時計だが、終いにいい反応を見せており前走快勝の反動は感じられない。勝ってさらに上昇の雰囲気。

バーナードループ(牡3、美浦・高木)は、カフェファラオが勝った新馬戦で10馬身差千切られての2着。しかしその後は未勝利戦7馬身差V、1勝クラス快勝、交流GIIの兵庫CS制覇と3連勝で来ている。新馬戦ではレースを理解していないような面があり鞍上が始終おっつけ通しだったが、その後のレースぶりは進境著しいし肉体面もボリュームアップ。地方の深い砂を経験済みなのも好材料で、圧倒的な差をつけられた新馬戦の借りを返すチャンスは十分だ。7月5日の最終追いでは同じレースに出走するキタノオクトパスと併せられ、大きく外を回しながら楽に併入した。万全のデキ。

ミヤジコクオウ(牡3、栗東・川村)は、オープン昇級初戦の伏竜Sでまともに出遅れながら3着。そして、五分に出られた前走鳳雛Sでは中団から長くいい脚を繰り出し3馬身差の勝利を収めた。ややエンジンの掛かりに手間取るところがあるが、決め手は強烈。その脚質を考えれば直線の長い大井2000mはちょうどいい条件だろう。半兄がダート王・エスポワールチシーという良血がここで覚醒するか。2週前のウッドコース追いでは年長の準オープン馬を子供扱いしており、攻め気配は申し分ない。

フルフラット(牡3、栗東・森)は、昨年アメリカのBCジュヴェナイルで5着。今年はサウジアラビアに遠征し2月のサウジダービーを快勝している。その後に予定していたUAEダービーは開催中止、帰国初戦のユニコーンSは6着とリズムに乗れていないが世代屈指の実力馬なだけに、ここで再浮上があって不思議はない。中2週での再度関東遠征を控えながら坂路で速い時計を出せており、体調は上々のよう。

エメリミット(牡3、船橋・林正)は、羽田盃トライアルのクラウンCで4着に終わり1冠目進出はならず。その後SII・東京湾Cでの2着をステップに臨んだ東京ダービーでは9番人気という評価だったが、好位インで脚を溜めると外に出された直線では2着馬との競り合いを渋太く制して優勝。エメリミットはこのダービーが重賞初制覇で、不動の鞍上・山口達弥騎手にとってもデビュー17年目での嬉しい重賞初制覇だった。前走のレース内容は正攻法そのものでフロック勝ちではなく、ここへ来ての地力強化ぶりは強調できる。強力な中央勢にひと泡吹かせる走りに期待。

(Text:Nishimura)

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