おしらせ
【今週の重賞】[クイーンS]充実一途フェアリーポルカ 重賞3連勝なるか
■8月2日、札幌競馬場でクイーンS(GIII、芝1800m)が行われる。
フェアリーポルカ(牝4、栗東・西村)は、秋華賞こそ大敗16着に終わったが、その後愛知杯で4着、中山牝馬Sで重賞初勝利、前走福島牝馬Sで重賞連勝と目下の充実ぶりは著しい。不良馬場でハンデ52キロだった中山牝馬S、別定54キロで良馬場だった福島牝馬Sと連勝は能力あってこその芸当で、牝馬限定重賞のここなら大威張りできる。斤量は更に2キロ増え56キロとなるが、前走時で492キロとガサのあるタイプなので、そこまで苦にはしないだろう。力の要る馬場をこなしてきており、初の洋芝もむしろ歓迎材料か。函館、そして札幌とこの一戦を目標に据えての調整は順調に来ており、26日の追い切りでは準オープン馬を楽に追い詰めた。態勢十分。
スカーレットカラー(牝5、栗東・高橋亮)は、昨年このレースで2着。舞台適性は高い。昨年はマーメイドSで3着、初勝利は2017年7月と蒸し暑いこの時期を得意にしている感もあり、15着大敗に終わった前走・ヴィクトリアマイルからの巻き返しは十分に考えておきたいところだ。中6週だった昨年とは違い、2カ月半ぶりとなるが栗東CWでしっかり速い時計を出す過程はほぼ同様。前向きさ、追われての機敏さは前走時を凌駕しており、いい状態で札幌入りできそうだ。
ほか、重賞未勝利ながら阪神JF3着、ローズS2着などがあり地力は見劣らないビーチサンバ(牝4、栗東・友道)、昨年このレースで3着、前走の巴賞でも3着に入るなど洋芝適性高いカリビアンゴールド(牝6、栗東・鮫島)、近走不振も重賞2勝の実績があり、札幌千八の未勝利戦で7馬身差圧勝と条件も向くコントラチェック(牝4、美浦・藤沢和)らも上位進出を目指す。
(Text:Nishimura)
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