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2019年の最優秀2歳牝馬レシステンシアが引退、繁殖入り

9日、JRAは2019年の阪神JFなど重賞4勝を挙げたレシステンシア(牝6、栗東・松下)が競走馬登録を抹消し、引退することを発表した。なお、今後は北海道のノーザンファームで繁殖牝馬になる予定。

レシステンシアは2019年10月の京都競馬でデビュー。新馬、ファンタジーSと連勝して挑んだ阪神JFではスタートから積極的にレースを引っ張るとそのまま逃げ切ってGI戴冠。勝ちタイムの1分32秒7は当時の2歳コースレコードだった。その後も桜花賞2着などGIで活躍。2021年の阪急杯では1分19秒2のコースレコードを記録し逃げ切った。

また海外競馬にも積極的に挑戦した同馬は、2021年の香港スプリントで2着に好走。3歳以降はGI勝ちこそなかったが、持ち前のスピードを武器に国内外問わず大レースで存在感を放った。2月にサウジアラビアで行われた1351ターフスプリント(5着)がラストランとなった。

▽【レシステンシア】
父ダイワメジャー
母マラコスタムブラダ
母父Lizard Island
通算18戦5勝(うち、海外3戦0勝)

《重賞勝鞍》
2019年 阪神JF(GI)
2021年 セントウルS(GII)
2019年 ファンタジーS(GIII)
2021年 阪急杯(GIII)

(Text:Hiraishi)

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