おしらせ
【今週の重賞】[金鯱賞]好相性の川田騎手でプログノーシスが重賞初V狙う
3月12日、中京競馬場で第59回・金鯱賞(GII、芝2000m)が開催される。
1番人気に支持されながら4着に終わった中日新聞杯から巻き返しを狙うプログノーシス(牡5、栗東・中内田)は京橋S(3勝クラス)を勝利するなど、4戦4勝と好相性の川田騎手とのコンビに戻り重賞初制覇を目指す。前走は、出遅れて後方2番手追走となったが、しっかり折り合いに徹し、直線では上がり最速の脚で差してきたものの届かず4着に終わってしまった。しかしキャリア7戦全てのレースで上がり2位以内を記録している安定した末脚があり、着順も掲示板を外していない堅実な走りを見せているように、ポテンシャルは今回のメンバーに入っても上位なのは間違いない。ここでしっかり賞金を加算しておきたいところ。
ポタジェ(牡6、栗東・友道)は3着だった一昨年、4着だった昨年に続き3年連続の参戦。昨年はこのレース後にGI・大阪杯を勝利しており実績では最上位だ。近2走は強力メンバー相手のGIでフタ桁着順が続いているが、GIIの相手関係なら見直しが必要。大阪杯勝ち馬ではあるが、金鯱賞や毎日王冠での好走歴から考えて本来は左回り中距離戦がベストだろう。反撃に期待。
マリアエレーナ(牝5、栗東・吉田)は前走・愛知杯で2番人気に支持され3着。しかし56.5キロのトップハンデを背負っており、重馬場かつ久々のレースだったことを鑑みれば、十分な内容と言えそうだ。休み明けを1度使った上積みは大きそうで、愛知杯で2年連続して好走しているように9戦中7回も3着以内に入っている得意な中京競馬場で走れる点も心強い。得意の舞台で昨夏の小倉記念以来となる重賞2勝目を目指す。
4走前の函館記念以来の重賞制覇を狙うハヤヤッコ(牡7、美浦・国枝)も侮れない存在だ。同馬は父キングカメハメハ×母父クロフネという血統構成で、一族にはダートでの活躍馬多数。ハヤヤッコ自身ダートで実績を重ね、洋芝&道悪の函館記念を制しているようにパワーを要するコンディションでドンと来いというタイプだ。昨年12月の中日新聞杯ではトップハンデ57.5キロを課せられながら0秒1差5着と健闘しており、タフな中京馬場との相性は良さそう。当日の馬場状態次第では急浮上の可能性も。
この他にも、昨年のラジオNIKKEI賞以来の重賞制覇を狙うフェーングロッテン(牡4、栗東・宮本)、決め手は鋭いものがあるアラタ(牡6、美浦・和田勇)、前走で関門橋Sを快勝し、勢いそのままに重賞初制覇を狙うディープモンスター(牡5、栗東・池江)あたりが主な出走メンバー。大阪杯の前哨戦で今後の芝中距離戦線を占う注目のレースとなりそうだ。
(Text:Nakai)
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