【今日の出来事】勇退する高橋義博調教師のコメント／安達調教師がJRA通算300勝達成

【8月16日の出来事】
■8月20日（木）をもって勇退する高橋義博調教師（69、美浦）は、新潟競馬第5R・2歳新馬のキボウノヒビキが最後の管理馬の出走（18着）となった。99年3月の開業以来、JRA通算132勝。132勝のうち重賞は2010年の中山大障害（バシケーン）など2勝。

同師は「無観客競馬という状況が続く中で、競馬サークルの方々の希望に繋がれば私がここまで続けてきた意味があると思って最後のレースに臨みました。ファンの皆様の記憶に残るような馬は少なかったかもしれませんが、管理馬の中にも特徴のある馬がいて、そういった馬を応援してくださった方々に心から感謝しております」と、JRAを通じてコメントしている。

■小倉競馬第12R・RKB賞でサンキュー（牡7）が1着となり、同馬を管理する安達昭夫調教師（60、栗東）が2003年3月4日の管理馬初出走以来4332戦目でJRA通算300勝を達成した。現役では65人目の記録。300勝のうち重賞は2009年ジャパンCダート（エスポワールシチー）など2つのGI級勝利を含む17勝。

同師は「300勝を達成することができたのはオーナーはじめ周りの方々のおかげで大変感謝しています。また、ここから一つひとつ頑張っていきますのでよろしくお願いします」と、JRAを通じてコメントしている。
（Text:Ito）

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