おしらせ
【今週の重賞】[関屋記念]グルーヴィット 攻め気配申し分なし[小倉記念]サトノルークス 復活の走りに期待
■8月16日、新潟競馬場で関屋記念(GIII、芝1600m)が行われる。
グルーヴィット(牡4、栗東・松永幹)は、自身初のスプリント戦だった2走前の高松宮記念で0秒3差6着。前走・京王杯SCで3着と強い相手に上々の走りを続けている。気難しい面がある馬だが高松宮記念から装着しているブリンカーの効果が出ているようだし、安定して走れる左回りも良かったようだ。今回も左回りの新潟。休み明けでも力を発揮できるタイプだし、昨年中京記念以来の重賞Vを目指す。先週は栗東坂路で自己ベストタイの4F51秒2(一杯)をマークしており、攻め気配は申し分なしだ。
プリモシーン(牝5、美浦・木村)は、一昨年の関屋記念覇者。昨年はヴィクトリアマイルでノームコアのレコード駆けにクビ差2着、今年は東京新聞杯勝ちと左回りマイルでの強さは折り紙付きだ。近2走は案外な走りが続いているが、馬場状態や出遅れなどが響いたもの。スムーズにさえ走れれば巻き返しがあっていい。中間は放牧を挟み、このレースを念頭に順調な調整が進んでいる。先週は僚馬ステルヴィオを相手に手応え優勢の動きを披露。ほぼ万全の状態に仕上がりつつある。
ほか、前走・谷川岳S勝ちなど新潟を得意にしているアストラエンブレム(セ7、美浦・小島)、谷川岳Sでアストラエンブレムのアタマ差2着に入り前走・中京記念では0秒1差3着と近走充実ぶり著しいエントシャイデン(牡5、栗東・矢作)、12着だった前走・CBC賞からの巻き返しを期すクリノガウディー(牡4、栗東・藤沢則)、シンガリ人気で中京記念を制したメイケイダイハード(牡5、栗東・中竹)らも上位進出を狙う。
■8月16日、小倉競馬場で小倉記念(GIII、芝2000m)が行われる。
サトノルークス(牡4、栗東・池江)は、3歳春のすみれSを快勝。秋にはセントライト記念2着を経て菊花賞ではワールドプレミアにクビ差の2着に入った世代屈指の実力馬だ。菊花賞後骨折があり7カ月半の休養。今年6月の復帰戦・鳴尾記念は1秒0差の8着に終わったが、いささか急仕上げだったようだし大外枠もキツかったか。最後は後方からジワッと脚を伸ばせており使われた次はいかにも良くなりそうな雰囲気があり、実際中間の動きは質・量ともに前走時を凌駕。復活の走りに期待できそうだ。
ほか、2勝クラス→3勝クラスと連勝中の上がり馬ランブリングアレー(牝4、栗東・友道)、前走・マーメイドSを勝ったサマーセント(牝4、栗東・斉藤崇)、一昨年の小倉記念4着や今年の愛知杯(小倉で開催)3着などこのコースで崩れないレイホーロマンス(牝7、栗東・橋田)、昨年の小倉記念で3着だったノーブルマーズ(牡7、栗東・宮本)らにも注目だ。
(Text:Nishimura)
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