ウインテンダネス、メイショウスミトモが引退

2018年の目黒記念を制したウインテンダネス（牡7、栗東・杉山）が8月5日付けで、また2017年のシリウスSを制したメイショウスミトモ（牡9、栗東・南井）が8月6日付けでそれぞれ競走馬登録抹消となったことがJRAより発表された。ウインテンダネスは北海道新冠町のアサヒ牧場で種牡馬に、メイショウスミトモは馬事公苑で乗馬となる予定。

ウインテンダネスは2015年7月にデビュー。芝中長距離戦で使われ続け、5歳シーズンだった2018年5月の緑風Sを勝って条件クラスを卒業すると昇級初戦の目黒記念で9番人気ながら快勝を収め、重賞初制覇を果たした。以降芝中長距離重賞の常連として活躍。ラストランは今年3月の障害未勝利戦で6着だった。

メイショウスミトモは2013年8月の函館ダート1700m戦でデビュー勝ち。以降ダート中距離戦を中心に使われ、5歳シーズンの2016年夏に格上挑戦だった阿蘇Sでオープンクラスで初勝利を挙げた。2017年9月のシリウスSで重賞初勝利。同年12月には交流重賞・名古屋グランプリを勝利した。ラストランは今年6月の三宮Sで13着。

▽【ウインテンダネス】
父カンパニー
母モエレメルシー
母父マジックマイルズ
通算40戦6勝

《重賞勝鞍》
2018年　目黒記念（GII）

▽【メイショウスミトモ】
父ゴールドアリュール
母ムゲン
母父アジュディケーティング
通算70戦8勝（うち地方4戦1勝）

《重賞勝鞍》
2017年　名古屋グランプリ（JpnII）
2017年　シリウスS（GIII）

（Text:Nishimura）

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