UMAJIN.net

おしらせ

【今週の重賞】[レパードS]デュードヴァン この相手関係なら力最上位[エルムS]タイムフライヤー ダート重賞初制覇へ

■8月9日、新潟競馬場でレパードS(GIII、ダ1800m)が行われる。

デュードヴァン(牡3、美浦・加藤征)は、ここまでダートで【3.1.0.0】。唯一の敗北がカフェファラオに5馬身差つけられた前走・ユニコーンSだがゲートのタイミングが悪く位置取りは後方になったことを考えれば、そこまでの力量差はなかったと見るべきか。ユニコーンSではメンバー最速の3F35秒5という豪快な末脚を繰り出せていたし、この相手関係なら力量最上位。距離延長も序盤に置かれがちなことを考えれば、むしろ歓迎材料かもしれない。中間は在厩で丹念にケアされており、時計に派手さはないが順調に調整メニューを消化できている。順調だろう。

ラインベック(牡3、栗東・友道)は父ディープインパクト、母アパパネ。芝でこそ、と感じさせる血統背景で実際ホープフルSで4着、若駒Sで3着などの走りを見せてきたが、ダートに矛先を替えた前走・西脇特別で鮮やかに逃げ切り勝ちを収めた。まだ余力を感じさせた勝ちっぷりで、ダート適性は相当高そう。重賞でも即通用の雰囲気が漂う。先週は栗東CWでの3頭併せで楽に最先着。まとまった休みを取らず走っているが、高いレベルで好調維持。

ほか、前走古馬相手の昇級戦をあっさり勝ち切った上がり馬ブランクチェック(牝3、美浦・栗田)、鳳雛Sを勝ちJDDでは5着だったミヤジコクオウ(牡3、栗東・川村)、ユニコーンSで3着だったケンシンコウ(牡3、美浦・小西)、クラス3戦目の前走で軽快に逃げ切り勝ちを収めたアメリカンファラオ産駒エイシンアメンラー(牡3、栗東・野中)らも上位進出を狙う。

■8月9日、札幌競馬場でエルムS(GIII、ダ1700m)が行われる。

タイムフライヤー(牡5、栗東・松田)は、前走・マリーンSが3カ月半ぶりの一戦。プラス14キロと余裕を残した仕上げだったし、ハンデも2位タイの57キロを課せられていたがレースは直線で他馬をあっさり突き放しての完勝だった。これが2017年12月のホープフルS以来久々の勝利。ダートでの初勝利を掴んだ勢いと、久々を使われた上昇度、そして1キロ減の別定斤量56キロを考えればここは勝利を意識して臨むひと鞍となる。8月1日に札幌で中間の初時計を出しているが、長めから上々のペースで駆けており前走の反動は感じられない。使った効果だけ見込める状況だ。

ほか、強烈な決め手から前走のアンタレスSで重賞初制覇を果たしたウェスタールンド(セ8、栗東・佐々木)、長期休養明けかつ初のダート戦ながらプロキオンSで2着に入ったエアスピネル(牡7、栗東・笹田)、一昨年は勝利し昨年は2着とこのレースを得意にしているハイランドピーク(牡6、美浦・土田)、58キロを背負うが実績から侮れないアナザートゥルース(セ6、美浦・高木)らにも注目だ。

(Text:Nishimura)

▽【関連リンク】
■【競馬サロン】「覆面馬主1号」氏が波乱のクイーンSで“W万馬券”馬連1万3870円&3連複1万2270円的中!

■【Weekly POG2020⇒2021】先週の結果を公開中!

■【重要】登録ができない、メールが届かない会員様へ

おしらせ一覧

PAGE TOP