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【今週の重賞】[新潟記念]ワーケア 53キロはいかにも恵まれた[札幌2歳S]ピンクカメハメハ ズバ抜けた競馬センス[小倉2歳S]モントライゼが中心

■9月6日、新潟競馬場で新潟記念(GIII、芝2000m)が行われる。

ワーケア(牡3、美浦・手塚)はデビュー2戦目のアイビーSを快勝。ホープフルSで3着、弥生賞で2着に入った素質馬だ。皐月賞をパスし、満を持して臨んだ日本ダービーは8着に終わってしまったが休み明けで瞬発力勝負となったレースはいかにも不向きだった感。それでも3着ヴェルトライゼンデには0秒2差まで迫れていた。ここでのハンデ53キロはいかにも恵まれたし、古馬相手の重賞初挑戦でも十分に勝ち負けを意識できる。中間の調教ではそれほど派手な時計を出していないが、いい意味で落ち着き、ズブさが出てきたためで精神面の進境が見て取れる。体は伸び伸びと使えており、疲れはしっかり取れているよう。いい状態で復帰戦へ。

ブラヴァス(牡4、栗東・友道)は、昇級初戦の新潟大賞典で0秒3差4着、前走・七夕賞で0秒2差2着。ハンデGIIIなら勝ち負けを意識できるところまで来ている。ハンデは前走からプラス1キロの56キロとなるが、前走時で492キロと比較的馬格はあるし、目下の充実度から問題なくこなしそう。良血馬が初タイトル奪取なるか。中間は在厩でじっくり調整され、ウッドコースで軽快な動きを連発。2週前には余力を残し6Fの自己ベストを更新した。高いレベルで安定。

ほか、大阪杯4着があるカデナ(牡6、栗東・中竹)、昨年このレースで2着に入ったジナンボー(牡5、美浦・堀)、重賞連勝を狙うアールスター(牡5、栗東・杉山)、古馬重賞2戦目で上昇目論むピースワンパラディ(牡4、美浦・大竹)らも上位進出を狙う。

■9月5日、札幌競馬場で札幌2歳S(GIII、芝1800m)が行われる。

ピンクカメハメハ(牡2、栗東・森)は、父が新種牡馬リオンディーズ、母はタバサトウショウで17歳上の半姉はスイープトウショウだ。7月19日の函館芝1800m戦でデビュー。ハナを切るも道中動いてきた馬に先頭を譲る場面があったが、動じることなく直線で抜け出し4馬身差の勝利を収めた。脚力はもちろん、競馬センスもズバ抜けたものがありそう。同じ洋芝の千八戦なら、重賞Vは目前。放牧を挟んで札幌入りしてからの調整は順調に進んでおり、先週武豊騎手が騎乗した芝コース追いでは単走馬なりとは思えない好時計を出した。万全だろう。

ほか、札幌千八の新馬戦で逃げ切り勝ちを収めたバスラットレオン(牡2、栗東・矢作)、デビュー2戦目の前走を好位差し切りの好内容で勝ったジオルティ(牝2、栗東・松永昌)らにも注目だ。

■9月6日、小倉競馬場で小倉2歳S(GIII、芝1200m)が行われる。

モントライゼ(牡2、栗東・松永幹)は、デビュー初戦でアタマ差の敗北を喫したが負けた相手はここまで無傷3連勝のヨカヨカ。続く未勝利戦ではスピードの違いで先頭へ立つと、そのまま後続を寄せ付けず楽々1秒7差の大圧勝を収めた。能力は間違いなく重賞でも通用するはずだし、自在性があり初の小倉も苦にしないだろう。ここでは中心視されることになりそうだ。2週続けて坂路でいい動きを見せており、中7週とひと息入った影響は感じられない。好状態で臨める。

ほか、新馬戦は持ったまま5馬身差Vだったメイケイエール(牝2、栗東・武英)、新馬戦は8着だったが前走でレコードVと変わり身見せたフリード(牝2、栗東・西園)、新馬勝ちを経て函館2歳Sで4着という経験値がモノを言いそうなフォドラ(牝2、栗東・牧浦)らにも注目だ。

(Text:Nishimura)

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