GII3勝のサングレーザーが引退　今後は優駿スタリオンステーションで種牡馬入り

2018年札幌記念などGIIで3勝を挙げたサングレーザー（牡6、栗東・浅見）が、明日9月10日（木）付で競走馬登録を抹消することがJRAより発表された。今後は北海道新冠町の優駿スタリオンステーションで種牡馬となる予定。

同馬は2016年7月に中京競馬でデビュー（3着）。2戦目に勝ち上がると、続くデイリー杯2歳Sで3着に好走と早い時期から力を示していた。2017年5月に3歳500万下を制し2勝目を挙げると、続く1000万特別、準OP、スワンSと4連勝。以降はGI、またはGIIに出走レースを絞り、2018年4月のマイラーズC、同年8月の札幌記念を制覇。GIでも2017年のマイルCS3着、2018年天皇賞・秋2着とあと一歩の競馬を展開した。2019年の札幌記念で2着に入った後休養に入っていたが、先月右前脚種子骨靱帯に再び炎症が起き、現役復帰を断念し引退することが決まった。

▽【サングレーザー】
父ディープインパクト
母マンティスハント
母父Deputy Minister
通算20戦7勝（うち海外1戦0勝）

《重賞勝鞍》
2018年　札幌記念（GII）
　　　　マイラーズC（GII）
2017年　スワンS（GII）
（Text:Ito）

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