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【今週の重賞】[セントウルS]ダノンスマッシュ 悲願GI獲りへ好発進を[京成杯AH]ルフトシュトローム コース適性抜群[紫苑S]ウインマイティー 条件ベスト

■9月13日、中京競馬場でセントウルS(GII、芝1200m)が行われる。

ダノンスマッシュ(牡5、栗東・安田隆)はこれまで重賞5勝、うちスプリント重賞は4勝。GIタイトルこそないが、実績的には最上位と見ていい存在だ。中京芝1200mではいずれも高松宮記念で過去2回走り4着、10着。相性がいいとは言えないが昨年は外々を回らされる不利、今年は出遅れと道悪でコース要因は少ない。京王杯SCは快勝していて左回りはなんなくこなせるタイプ。鉄砲巧者でもあり、ここは力をしっかり発揮してきそうだ。2週前、先週としっかり負荷を掛けられ坂路4F51秒台連発。先を見据えているため、キンキンの仕上げとはいかないだろうが恥ずかしくない走りができる態勢は整いつつある。悲願のGI獲りへ好発進なるか。

ビアンフェ(牡3、栗東・中竹)は、昨年の函館2歳S覇者。その後勝ち切れなかったが、距離を1200mに戻した前走・葵Sで重賞2勝目を挙げた。辛勝ではあったが、重賞勝ちがある分他馬より重い斤量を背負っていたことを考えれば価値の大きな勝利で、スプリント界の今後を担う好素材と言える。古馬とは初対戦となるが斤量面は今度は有利となるし、快速型だけに開幕週の馬場も合いそうだ。互角以上の走りに期待。稽古駆けする馬らしく、先週は坂路で馬なりのまま好タイムをマークしている。いい状態で臨めそう。

ほか、高松宮記念勝ちの舞台で復活を期すミスターメロディ(牡5、栗東・藤原英)、今年の高松宮記念で1位入線したクリノガウディー(牡4、栗東・藤沢則)、決め手上位で高松宮記念5着、函館SSで5着と来ているシヴァージ(牡5、栗東・野中)、中京得意なクライムメジャー(牡6、栗東・渡辺)らも上位進出を狙う。

■9月13日、中山競馬場で京成杯AH(GIII、芝1600m)が行われる。

ルフトシュトローム(牡3、美浦・堀)は、中山芝マイルで新馬戦、1勝クラス、NZTと3連勝。特にNZTは16頭立て11番ゲートと決していい条件ではなかったうえにやや出負けしてしまったが、一瞬の鋭い脚を繰り出し勝利を収めたもの。高い脚力はもちろんだがコース適性も抜群で、古馬相手の重賞でも十分に勝ち負けを意識できる。ハンデ54キロもいかにも魅力だ。8月下旬からこのレースを目標に据え、稽古は入念。先週はウッドコースで準オープン馬をアオるド迫力の動きを見せた。課題のスタートもゲート練習で改善の兆しがあるようだし、ほぼ万全。

ほか、昨年からプラス3キロの55キロがどうかだが昨年このレースをレコード勝ちしたトロワゼトワル(牝5、栗東・安田隆)、中山マイルのフェアリーSを勝ち、桜花賞では3着だったスマイルカナ(牝3、美浦・高橋祥)、昇級後エプソムC4着、関屋記念3着と安定して走れているアンドラステ(牝4、栗東・中内田)らにも注目だ。

■9月12日、中山競馬場で3着馬までに優先出走権が与えられる秋華賞トライアル・紫苑S(GIII、芝2000m)が行われる。

ウインマイティー(牝3、栗東・五十嵐)は、中山芝の1勝クラス勝ち直後の忘れな草賞を勝ち、オークスでは3着。好位で立ち回れる自在性が持ち味で、時計勝負もドンと来いだ。今回の条件はベストという感があり、勝ち負けに期待していい。3カ月半の休養を挟み馬体の成長はそこまで感じられないが、先週和田竜騎手が騎乗した併せ馬では抜群の敏捷性、操縦性を発揮し豪快に追走先着を果たした。競馬センスという点では大きな進境が感じられ、いい態勢で秋初戦に臨めそう。

ほか、強風吹きすさぶフローラSで直線渋太く脚を使って2着に食い込んだホウオウピースフル(牝3、美浦・大竹)、この距離がどうかだが阪神JF2着、チューリップ賞勝ちと実績は申し分ないマルターズディオサ(牝3、美浦・手塚)、中山二千の未勝利戦を勝ち、フラワーCでは2着だった良血馬レッドルレーヴ(牝3、美浦・藤沢和)らにも注目だ。

(Text:Nishimura)

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