【今日の出来事】杉山調教師がJRA通算100勝／川田騎手がJRA通算1500勝／勝浦騎手は左手第1・2指の打撲、右手第4指の打撲の診断

【9月6日の出来事】
■小倉競馬第4R・3歳未勝利でエトヴァス（牝3）が1着となり、同馬を管理する杉山晴紀調教師（38、栗東）が2016年10月22日の管理馬初出走から1155戦目でJRA通算100勝を達成した。100勝のうち重賞は2020年桜花賞、オークス（ともにデアリングタクト）など6勝。

同調教師は「通算100勝にリーチがかかっていたことはわかっていました。ただ、この100勝よりもエトヴァスが未勝利を勝ち切ったことの方が嬉しく思います。スタッフ・オーナーの方々の協力があっての100勝であり、感謝の一言に尽きます。次の1勝を目指して頑張ります」と、JRAを通じてコメントしている。

■小倉競馬第5R・2歳新馬でアドマイヤザーゲ（牡2）が1着となり、同馬に騎乗した川田将雅騎手（34、栗東・フリー）が2004年3月7日の初騎乗から1万412戦目でJRA通算1500勝を達成した。史上17人目、現役では8人目の記録。1500勝のうち重賞は2016年日本ダービー（マカヒキ）など13のGI級勝利を含む87勝。

同騎手は「1500という数字まで歩みを進められたことに、多くの関係者と関わってきた馬たち、競馬を楽しんでいただいているファンの皆様に感謝しています。一日でも早くコロナが収まって、ファンの皆様が競馬場に戻ってきていただける世の中になってほしいと思います。また、台風が心配ですが、大きな被害にならないように願っています」と、JRAを通じてコメントしている。

■札幌競馬第5R・3歳未勝利でペルージュ（牝3）が疾病を発症し、最後の直線コースで転倒したため競走を中止した。馬は右下腿骨開放骨折（予後不良）、騎乗していた勝浦正樹騎手（42、美浦・フリー）は、左手第1・2指の打撲、右手第4指の打撲と診断されている。
（Text:Ito）

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