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おしらせ

アメリカJCC/エアシェイディ 銀メダルはもういらない

内がエアシェイディ。余力を残しながら先着した。

美浦 北Cコース 稍重
83.3-67.1-52.8-38.8-12.1 強め

 届きそうで届かないのが、エアシェイディにとっての重賞タイトル。2005年のこのレース2着を皮切りに、集めた銀メダルは6つ。堅実といえばそうだが、詰めの甘い馬というとらえ方もある。

 それでも、しばらく振りに中距離に戻った前走は、「もしや」と思わせる脚を使った。ここからさらなる上積みがあるならば、悲願の金メダルも近い。

「昨年は馬自身に我慢と刺激を与えて、成長を促す意味でマイル戦中心にレースを使ったんだ。その成果? 前走の走りを見ればわかるでしょ。先行馬有利の流れで、終始外々を回らされながらも、あそこまで詰め寄るんだからね。レース後の回復も早かったし、中間も順調そのもの。以前のひ弱さは解消されたと思っていいよ。ここらで何とか(金)メダルがほしいね」とは伊藤正師。

 追い切りは併せ馬、最後まで余力を残しながらの1馬身先着と、状態面に文句はない。思えばここから始まった銀メダル街道。万年2着の“詰め甘くん”から脱却するのも、このレースだ。

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