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平安S/伏兵クワイエットデイが粘り込む

渋太い粘りで重賞2勝目を果たしたクワイエットデイ

27日、京都競馬場で行われた古馬ダート重賞の平安S(GIII)は、角田騎手が騎乗した6番人気のクワイエットデイ(牡8、栗東・松元省厩舎)が先行抜け出しから粘り込んで優勝。後方から追い込んだ1番人気メイショウトウコンをクビ差で抑え込み、07年のマーチSに続いて重賞2勝目を挙げた。角田騎手はこれが今年の初勝利。
角田騎手は昨年3月のダートオープン・仁川Sで初めてクワイエットデイとコンビを組んでから、これで6戦3勝、3着1回と好相性。勝利は10番人気、9番人気、6番人気といずれも人気薄で勝利に導き大波乱馬券を演出している。今回、2着には1番人気のメイショウトウコンが入ったため馬連は3,320円、馬単8,630円、3連複6,830円と比較的固い決着になったが、3着に5番人気のマコトスパルビエロが入ったため3連単は60,100円とかなりの高配当が飛び出した。穴馬、穴男の面目躍如といったところだろう。
管理する松元省一調教師は定年を前にして、今年の2月一杯で勇退が決まっている。トウカイテイオー、フラワーパーク、そして史上2頭目の3冠牝馬スティルインラブを管理した名伯楽。記憶と記録に残る馬を育てた偉大なるホースマンの花道は2月24日のフェブラリーSとなるが、このクワイエットデイが前哨戦の勝ち馬として最後のGI勝利を目指すことになる。

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