おしらせ
東京新聞杯/府中で豪脚復活 ピンクカメオ
美浦 坂路 重
エラー-24.3-12.2 馬なり
ヴィクトリアマイルを春の目標に見据えるピンクカメオ。年明けの緒戦、京都牝馬Sへ進むことも考えられたが陣営はGI・NHKマイルCを制したのと同じ舞台、東京新聞杯を選択した。
「前走(船橋・クイーン賞)は守備範囲が広がればと思って期待してたんだけど、砂を被って自分の力を出し切れなかったよ」
と、国枝師は5着に終わった前走を振りかえり、続けて
「改めてヴィクトリアマイルに目標を切り替え、芝戦線で再スタートだね。マイルなら牡馬相手でも見苦しいレースもしないと思う。体調は万全だし、落ち着いてすごくいい雰囲気ですよ」
と、自信あり気な口ぶりだった。
30日に蛯名騎手を背に追い切られた本馬。全体の時計こそエラーだったものの、併せられた僚馬ワイルドソニック(6歳1000万下)に馬なりのまま0秒2先着、終い1Fは重馬場のなか12秒2をマークと好調さをアピールした。
雨の中他馬をゴボウ抜きにしたNHKマイルC、そしてオークスでは勝ち馬に0秒4と見せ場を作った。得意の府中で豪脚の復活なるか。