おしらせ
根岸S/本番前でも本気で挑む! ワイルドワンダー
美浦 坂路 稍重
51.3-37.0-24.6-12.2 G強め
昨年のこの時期までは重賞に挑戦するも、ことごとくその高い壁に跳ね返されてきた本馬。しかし、休養明けのすばるSを3着の後「馬の体調的なものと、精神的なものがうまく噛み合ってきた」と久保田師が話すように、コーラルS、アンタレスS、プロキオンSと3連勝。その後の南部杯を2着、JCダートも5着と、一気に本格化を果たした。
この中間は坂路で3週連続51秒台をマークするなど、抜群の仕上がりを見せている。師は「前走後、フェブラリーSを見据え放牧に出し、昨年末に帰厩させました。こちらに戻り、年明けからバリバリ時計を出し、力を出し切れる良い状態に仕上がりましたね。それに、競争条件も好転しているからね。最大目標はひとつ先だが、一皮むけた今のデキなら不様な競馬はしないはず。結果を当然期待している」と、休み明けの試走ではないと断言。このクラスでは、今や追われる立場にまで成長した馬だけに、ここは負けられない1戦となる。