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川崎記念/フィールドルージュが王者への挑戦権を手に

ヴァーミリアン、サンライズバッカスと実力馬の回避で、負けられない1戦となったフィールドルージュが、1番人気に応える見事な勝利。レース後、鞍上の横山典騎手は喜びを爆発させた。

 30日、川崎競馬場で行われた指定交流競走の川崎記念(GI)は、横山典騎手が騎乗した1番人気のフィールドルージュ(牡6、栗東・西園厩舎)が道中3番手、3?4コーナーで2番手に進出すると、直線半ばで逃げたフリオーソを競り落として優勝。同馬は07年の名古屋GPに続いての連勝、GIはこれが初勝利だった。
 04年の南部杯(ユートピア)以来4年ぶりのGI制覇となった横山典騎手は「久しぶりだから、やっぱり嬉しいね。でも相手はしぶとい馬だから、最後まで気を抜けなかった」とコメント。
 また、管理する西園師は「本当はヴァーミリアンと戦いたかったんですけどね。あの馬が回避した分、『負けるわけにはいかない』という気持ちになりました。だから嬉しいより、ホッとしたというのが本音です」と心境を語っていた。
 西園師によれば、次走はフェブラリーSとのこと。横山典騎手は「乗るたびに馬が成長している。順調なら勝ち負けになる」と期待を露わにする。今度こそヴァーミリアンとの対決が実現するか、注目が集まるところだ。
 2 1/2馬身差の2着には2番人気のフリオーソ、3着には3番人気のシャドウゲイトが入線し、馬連140円、馬単280円、3連複280円、3連単800円と固い決着になった。


※結果・配当は主催者発行のものと照合してください。

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