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おしらせ

小倉大賞典/ルメール小倉に参戦! 確勝期すディアデラ

栗東 CW 重 53.3-39.8-12.8 馬なり

 フローラS、京都牝馬S、愛知杯と3つの重賞ウイナー・ディアデラノビア。これまでの重賞勝ちは牝馬限定戦のみだが、牡馬相手の小倉大賞典に駒を進めてきた。鞍上は再びルメール騎手。初コンビとなった愛知杯では、京都牝馬Sの覇者・アドマイヤキッス以下を相手にしなかった。相性の良さを活かし、シルクロードSのペールギュントと2日連続の重賞制覇に期待がかかる。

 最終追い切りはCウッドコースでの3頭併せ。ルメール騎手自らが手綱を取り、馬なりながら格下馬2頭を相手にせず0秒8先着を果たした。最内を回ったとはいえ、軽く仕掛けられてからの反応は抜群。引き続き好調をアピールした。

 ただ、気になるのは56.5キロのハンデか。牝馬限定戦では克服しているが、牡馬相手の重賞でこの斤量を背負ったレースは、前走の京都金杯のみ。このレースでは、13着と大敗を喫している。これに対し村山助手は、
「前走は斤量が敗因ではない。直線で前が壁になってしまい、全く競馬になっていなかった。力を出し切れていないから、疲れもなく調子をキープできている」
と、この斤量も克服可能と自信を覗かせた。

 クラブの規定により6歳3月で引退の予定。小倉大賞典後の動向は未定だが、残り少ない現役生活で牡馬相手の重賞の冠は、どうしても手にしたいところだ。オークス3着、ヴィクトリアM3着、エリザベス女王杯3着とGIの舞台でも常に善戦を繰り返してきた馬。繁殖を迎える前に、ルメールを迎えたここで、たとえ牡馬相手のGIIIでも負けるわけにはいかない。

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