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おしらせ

共同通信杯/雷の末脚 見せろタケミカヅチ

美浦 坂路 重 51.2-37.0-24.0-12.2 馬なり

 新馬戦では33秒フラットの末脚を披露して快勝、3戦目で挑んだGII・デイリー杯2歳Sでは2着するなど、2歳牡馬戦線で注目されたタケミカヅチ。だが、4度の重賞に挑むも勝利を掴めず結局ここまで1勝止まり。前走、シンザン記念でも3番人気に推されたが4着に終わった。

「前回はプラス10キロと体が増えていたこともあるけど、しっかり息ができていなかった。3コーナーで掛かっちゃったぶん、直線弾けられなかったよなあ」と陣営は敗因を分析する。その反省からか、改めて目標とする共同通信杯に向けては入念な乗り込みを積んできた。鞍上も新馬勝ちに導いた柴田善騎手と再コンビ結成だ。1週前追いでは柴田騎手自らが跨り「新馬の頃より確実に力強くなってるね」と手応えを感じている様子。
 
 7日の最終追い切りでも重馬場のなか馬なりで2F24秒フラット、1F12秒2をマーク、伸び伸びとしたフットワークを見せて完全に仕上がった様子だ。

「左回りではモタれるけど、直線が長いぶんしっかり伸びるから心配してない。中間じっくりケイ古を積んだし太めに関しては大丈夫」
と、大江原師は仕上げに関して胸を張った。

 馬名の由来は古代日本神話の武神・建御雷より。その名のごとく、雷のような豪脚が府中の長い直線で炸裂するか。

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