おしらせ
共同通信杯/大きく羽ばたけホッカイカンティ!
美浦 P 重
68.4-53.7-38.9-11.8 馬なり
昨年の暮れ出世レースといわれる中京2歳Sを制したホッカイカンティが始動。7日、美浦ポリトラックでの併せ馬で軽快に動きを披露した。一杯に追われた古馬ウエスタンヒートに馬なりで2馬身先着と、内にいる古馬を子供扱い。5F68秒4-53秒7-38秒9-11秒8、全体のタイムこそ平凡だったが、勢いのある伸び脚を見せた。
「中間は放牧には出さず、厩舎で調整をした。間隔は空いたが力は出せると思う」と陣営は本馬の仕上がりには満足がいく様子。
普段はフワッとしたところがあるが、競馬ではまじめに走り、騎手にとって乗りやすいホッカイカンティ。この時期の若駒にとってこれは大きなアドバンテージになるだろう。前走に続いて手綱を取る石橋脩騎手にも力が入る。
「前走は距離延長にもしっかりと対応し、折り合って最後まで伸びた。文句のない内容だったのでこの先が楽しみ。今回は相手も揃って楽ではないが、状態はいいので、どんな競馬ができるか試金石の一戦になる」と陣営はこのレースへの意気込みを語った。
中京2歳Sを制し大きく飛躍したメイショウサムソン、ダイワスカーレットに続き、ホッカイカンティが今年のクラシック戦線に名乗りを挙げる!