おしらせ
シルクロードS/電光石火の末脚爆発!ファイングレイン
10日、京都競馬場で行われた高松宮記念の前哨戦シルクロードS(GIII)は、幸騎手が騎乗した3番人気のファイングレイン(牡5、栗東・長浜厩舎)が最後方からの強烈な追い込みで重賞初制覇を果たし、淀の観衆を魅了した。
1番人気のアストンマーチャンが好スタートから、集団を引っ張る展開でレースは進み、ファイングレインは道中最後方に位置し、じっくりと脚をためていた。4角手前から徐々に進出すると、最後の直線では大外から爆発的な末脚を繰り出し他馬をゴボウ抜き。前走の淀短距離Sでも上がり最速を記録しており、これで1200m戦では3戦全勝と圧倒的な強さを見せ、高松宮記念に向けて非常に期待のできるレースとなった。2着に11番人気のコパノフウジン、3着に5番人気のステキシンスケクンが入線。馬連31,470円、馬単51,600円、3連複94,650円、3連単645,710円と高配当が飛び出した。逃げたアストンマーチャンは、休み明けに加えてハイペースがたたり、直線で失速し10着と敗れた。