おしらせ
シルクロードS/悲願へ向け再始動 アイルラヴァゲイン
美浦 ポリ 良
65.1-51.1-37.2-12.1 馬なり
2歳時から短距離戦線で活躍してきたアイルラヴァゲインだが4歳後半は骨折で棒にふった。明けて5歳の3月、オーシャンSでスプリント重賞を制するも、疲れが取れず高松宮記念は断念。初めて挑んだGI、昨秋のスプリンターズSでは「夏負けが残って」(手塚師)3着に終わった。いくつもの挫折を経てきたが、今回こそは万全の体勢。アイルラヴァゲインが悲願のスプリント王者を目指し、再始動戦に挑む。
放牧から年末に帰厩すると併せ馬中心にケイ古を消化、7日の追い切りではヒシハイグレード(5歳1600万下)と5Fから併せられ、馬なりのまま併入と順調な仕上がり。
「放牧明けから予定通りここを目標に乗り込んできた。ここまで順調でなによりだね」
と、手塚師は予定通りのトレーニングぶりに目を細めつつ
「目標は高松宮記念だからね。賞金的に不安だからなんとしても上乗せしたい。最低でも2着は確保」
と、勝ち負けに大きな期待を込めて語った。
スプリント戦では10戦して3勝、着外はなしの安定感がある。十分に鋭気を養ったいま、春の短距離王へ光が見えてきた。