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ダイヤモンドS/アドマイヤモナーク 39戦目の充実

栗東 DW 重 86.1-71.1-56.4-41.7-12.3 強め

 38戦重ねてきたキャリアの結実が、前走日経新春杯での初重賞制覇だったアドマイヤモナーク。「アドマイヤ軍団」というとエリート揃いのようなイメージだが、この馬は初勝利まで9戦も要した苦労人(馬?)だ。

 父ドリームウェルはフランスのダービー馬。距離が延びて良さが出る血統らしく、少しずつ距離を延ばし、そして経験を積みながら、ジックリと実力をつけてきた。管理する松田博師は、遅咲きの本馬についてこうコメントする。
「力をつけてきたというけど、まぁ、一番は精神面の成長だな。ホラ、今は首を伸ばしてゆったりと走っているだろ
? 元々持っていた力を、気性が大人になって発揮できるようになったということだ」

 今日の追い切りでも、“マツパク流”の長めを、強めに追われ6F86秒1。その時計以上に、精神面の充実を感じさせる動きだった。

 ここ3走は長丁場を続けて使われ、3、3、1着と安定した成績を残しているのも、気性が安定してきたからこそ。39戦目となるこのレース。得意の長距離戦で、関東のファンにも本格化をアピールしたいところだ。

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