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共同通信杯/ショウナンアルバ 磨かれるか、ダイヤの原石

兄弟重賞制覇の先に見えるのはクラシックの大舞台。

美浦 ポリ 良
66.7-53.3-40.1-12.6 馬なり

 荒削りながら、ここまで3戦2勝。未勝利、若竹賞と連勝で共同通信杯に挑むのがショウナンアルバだ。
 姉はフラワーCを勝ったショウナンタレント。その血統背景から国本オーナーの期待も高く、「今年の3歳馬のなかで最も期待している馬」とこの馬について話している(※)。

 今回は前走から中1週のレースとなる。三浦助手はこう語ってくれた。
「きさらぎ賞もプランにあったのですが、テンションの高い馬だから長距離輸送を避けてこのレースにしました。状態ですか? 使った上積みはあるけど、テンションは結構高くて、ギリギリの感じですね」

 前走は勝ったとはいえ、馬の行く気のままに逃げたという、折り合い面には一抹の不安を残すレースぶりだった。これについて三浦助手はこうコメントする。
「前走は蛯名ジョッキーが馬と喧嘩せず、うまく乗ってくれたと思っています。でも、これから強敵と戦っていくことを考えると、このままでは厳しいということも分かっています。今回は折り合いをつけて、前に馬を置いて、壁を作るような競馬ができればいいですね」

 力ずくで勝ってしまうようなレース内容を見れば、素質があることは分かる。しかし、それに磨きがかかるかどうかは、折り合い次第だということだろう。ダイヤの原石も、磨かれなければ価値はない。ショウナンアルバに今回求められるのは、結果だけではなさそうだ。

※ショウナンアルバのオーナー・国本哲秀氏のインタビューは、『馬券ブレイク!』12月号に掲載されています!

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