【地方競馬トピックス】本日、川崎競馬場で重賞・ロジータ記念　南関東牝馬クラシック2冠馬が参戦

11月11日、川崎競馬場で3歳牝馬限定の重賞・ロジータ記念が開催される。枠順、発走時刻は次の通り。1着賞金は2200万円。

■川崎11R・ロジータ記念（SI、ダ2100m）　20時10分発走

1枠1番 アンジュエトワール （牝3、浦和・小久保）　 笹川翼

2枠2番 ルイドフィーネ　　 （牝3、川崎・内田勝）　 森泰斗

3枠3番 メモリーオブブルー （牝3、浦和・小久保）　 御神本
3枠4番 ノラ　　　　　　　 （牝3、船橋・坂本昇）　 和田譲

4枠5番 レッドカード　　　 （牝3、北海道・林和弘） 石川倭
4枠6番 キクノナナ　　　　 （牝3、兵庫・田中一）　 大山真

5枠7番 カミノアカネ　　　 （牝3、浦和・岡田一）　 福原杏
5枠8番 ヒキュウ　　　　　 （牝3、川崎・林隆之）　 柴田大

6枠9番 コーラルツッキー　 （牝3、川崎・山崎裕）　 伊藤裕
6枠10番 クサヒバリ　　　　（牝3、川崎・内田勝）　 酒井忍

7枠11番 アクアリーブル　　（牝3、船橋・米谷康）　 矢野貴
7枠12番 ミリミリ　　　　　（牝3、大井・小野晋）　 藤本現

8枠13番 シャークヴィーナス（牝3、川崎・鈴木義）　 岡村裕
8枠14番 アートムーブメント（牝3、船橋・山下貴）　 本田正

ルイドフィーネ（牝3、川崎・内田勝）は、勝ち味にこそ遅いが、今年の南関東牝馬クラシック3戦で3、3、4着と好走。秋初戦の戸塚記念では牡馬相手に懸命に脚を伸ばし4着に食い込んでおり、能力そのものは高い。展開ひとつの状況と言え、ここで鞍上が勝負強い森泰斗騎手に替わるのは何とも不気味だ。

レッドカード（牝3、北海道・林和弘）は、牝馬ながらホッカイドウ競馬の牡馬クラシック1冠目の北斗盃を制覇。以後も北海優駿5着、王冠賞3着と3冠レースで牡馬相手に好走。ただし、今年のホッカイドウ競馬牡馬クラシックを盛り上げたアベニンドリーム、コパノリッチマンのその後がそこまで振るわず、世代のレベルにやや疑問符がつくかもしれない。

ヒキュウ（牝3、川崎・林隆之）は、トライアル競走のサルビアCを制してここに参戦。11番人気での勝利ではあったが、逃げた馬を4角で競り落とし、直線ではアクアリーブルの追い上げを振り切る強い内容だった。2000mの距離をきっちりこなし、休養で馬体も成長していたように、単なるフロックではなさそうな雰囲気がある。

コーラルツッキー（牝3、川崎・山崎裕）は、エーデルワイス賞以降力を出し切れないレースが続いたが、ブリンカー再装着の前走で一変。最後まで集中して走れていた。アテにならない面はあるが、出走馬中唯一のダートグレード競走の勝ち馬だけに軽視は禁物だろう。

アクアリーブル（牝3、船橋・米谷康）は、今春の南関東牝馬クラシックで2冠馬の座に輝き、この路線を大きく盛り上げた馬。関東オークスこそJRA所属のレーヌブランシュに敗れたが、南関東所属の3歳牝馬同士なら能力が抜けている可能性がある。前走は3着に敗れたが、他出走馬よりも重い斤量を背負っていただけに前哨戦としては悪くない内容。叩き2戦目できっちり替わる可能性は十分だ。
（Text:Ito）

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