おしらせ
フェブラリーS/不吉なデータが…フィールドルージュ
栗東 坂路 良 53.7-39.2-25.8-13.1 一杯
出走を表明していたダイワスカーレットは目の負傷で回避した。JCダートの覇者ヴァーミリアンは川崎記念をフレグモーネで回避、という一頓挫があった。勢いと順調さでいえば、この馬がもっとも有力と考えられても不思議ではない。王者不在となったレースを圧勝し、フェブラリーSに挑むフィールドルージュである。
「相変わらずケイ古駆けはしないね」と苦笑いするのは西園師。
21日、栗東坂路で追い切られた。出したタイムは4F53秒7、終い1Fは13秒1と一杯に追われたにしては平凡そのものだが、これが本馬のいつものペースだ。
「いざレースになればいい脚を使ってくれるんで、心配はしてないよ」
と、指揮官はまったく意に介していない様子。
「(4着に終わった)武蔵野Sでも末脚は切れていたし、ひさびさのマイル戦も大丈夫。ノリに託すよ」
と、【4 1 0 1】と絶対の相性を誇る横山典騎手に信頼を寄せるコメントで締めくくった。
仕上がりと過程の順調さはまったく問題ないが、気になるデータをひとつ。本馬、デビューしてから1着→1着の2連勝を3回経験しているのだがその3回ともに次走は4着に終わっているのが気がかりなところ。もちろん、条件戦を勝ち上がった後、格上戦に挑んでの結果でもあるのだが……。