フェブラリーＳ／鞍上強化で一発！ ロングプライド

栗東　Ｂコース　稍重
67.3-51.9-38.6-11.4　直線追う

　昨年は未勝利から４連勝でユニコーンＳ制覇と素質の片鱗を見せたロングプライド。今年初戦となった平安Ｓは、出遅れて大外を回されるロスがありながらも差のない４着。鞍上にペリエ騎手を迎え、満を持して中央ＧＩに初挑戦する。

　今日の追い切りはＢコースで、５ハロン６７秒３、ラスト１ハロン１１秒４と絶好の反応。松尾助手は「全体時計は遅めだったけど、動きは良かった。足りないようなら週末にもう１本軽くやるから、心配ないよ」と語った。実際に騎乗し感触を確かめたペリエ騎手は「体が硬いからウォーミングアップを長めに。動きは良かったんじゃないかな。エンジンのかかりが遅いし、直線の長い東京は合っているはずだよ」と、期待している。

　４着以下に敗れたのは前残りの展開に泣かされた武蔵野Ｓと、出遅れた平安Ｓだけ。互角にスタートを切って、ある程度ペースが上がれば十分勝負になるはず。先週きさらぎ賞を制し、１４年連続重賞勝利を達成したペリエ騎手の腕にも期待したい。