おしらせ
きさらぎ賞/スケールアップしたアルカザン
栗東 DW 不良
66.6-52.3-38.8-12.1一杯
昨年、新馬戦→特別戦と2連勝したアルカザンがいよいよ始動。2戦ともクビ差という僅かな着差での連勝だが、どんな相手にも競り勝てるという勝負根性が大きな魅力だ。
14日、栗東のウッドコースでのワイルドリーガルとの併せ馬で見せた動きは休み明けの不安を感じさせなかった。5F66秒6‐52秒3‐38秒8‐12秒1、全体のタイムこそ平凡だったが、陣営は仕上がりに満足の行く様子。
「本番を見据えてのローテーションを組んで調整も思い通りにできている。連勝の勢いにのって、ここでも勝ちにいきたい」と昆師は3連勝への自信を見せた。
1月9日に放牧先から帰厩したアルカザンは大きくスケールアップ。昨年は腰が緩くて子供っぽい体付きで頼りないところもあったが、放牧から帰ってくると体は見違え、切れる脚に磨きがかかった。
さらに今回の京都1800mは新馬戦でも勝っている条件。「仕上がり」「成長度」「コース適性」全てにおいて上昇カーブを描くアルカザンが混戦のクラシック戦線の主役に躍り出る。