おしらせ
ダイワスカーレット、フェブラリーSに向け黄信号!?
今週末のフェブラリーSに向け調整されていた昨年の最優秀3歳牝馬&父内国産馬ダイワスカーレット(栗・松田国、牝4)が、17日の調教中に目を負傷していたことがわかった。
同馬は17日、栗東・坂路(重馬場)で2本目4ハロン57秒0?41秒7?13秒6(馬なり)の調教を行ったが、その際馬場から跳ね上がったウッドチップ(木片)が目に入り外傷を負った。年明けにフェブラリーS出走を表明し厩舎で調整されていたが、2月5日にはフレグモーネのため発熱、2日間運動を休んだのに続くアクシデントとなった。松田調教師と大城オーナーの話では「大丈夫だろう」ということだが、念のため火曜まで様子を見てから結論を出すとのこと。ただ大城オーナーは、フレグモーネの影響を危惧しており、出走に踏み切ったとしても有馬記念やエリザベス女王杯ほどのパフォーマンスを見せられるのかどうか頭を悩ませている。
フェブラリーS後には、春の最大目標である3月29日のドバイ国際競走(ナドアルシバ競馬場)への遠征が控えており、ドバイワールドカップ(GI・ダート2000m)、ドバイデューティーフリー(GI・芝1777m)の2つのレースが候補に挙がっている。今週のフェブラリーS出否も含め今後の動向に注目が集まる。
ダイワスカーレットは、06年11月にデビュー。5戦目となった07年桜花賞でGI初制覇を挙げる、オークスは直前の感冒のため回避することになったものの、同年秋にはローズS1着後秋華賞、エリザベス女王杯とGI連勝。その後初の古馬混合戦となった有馬記念でも2着に入り、デビュー以来9戦、パーフェクト連対を継続中。(通算成績9戦6勝2着3回)