おしらせ
ダイヤモンドS/遅咲きのステイヤー・アドマイヤモナークの誕生!
17日、東京競馬場で行われたダイヤモンドS(GIII)は、安藤勝騎手が騎乗した1番人気のアドマイヤモナーク(牡7、栗東・松田博厩舎)が直線で外から鋭く脚を伸ばし勝利した。スタミナ自慢が集まった3400mのマラソンレース。前走、初の重賞制覇を果たしトップハンデ57.5キロで臨んだアドマイヤモナークはスローペースで流れるレースを道中は中団後方で追走、直線に向くと軽ハンデの馬を嘲笑かのように外から力強く抜け出した。2着には2番人気のコンラッド、3着には12番人気のレーザーズエッジが入り配当は馬連1,160円、馬単2,230円と堅く収まったのに対し、3連複43,840円、3連単174,080円という思わぬ高配当が飛び出した。
この勝利で同馬の素質が完全に開花したと言えよう。折り合いに問題があり、なかなか思うように力が出せなくて惜敗が続いていたが、7歳になって急成長。馬に落ち着きが出たことで鋭い決め脚を手にいれた。これで重賞2連勝、遅咲きのステイヤーが天皇賞(春)に向けて名乗りを挙げた。